photo:01



やっとこさミュージカルの感想を。
興味のない方はごめんなさい!

初日に観たのは
事前に知り合いや演出家のBillからオススメされていた
映画「ダブリンの街角で」をミュージカル化した

"once"

偶然この映画は見ていたし何よりオススメを信じて選びました。

なんと、この作品で私、

ブロードウェイの舞台に立つ夢が叶ったんです!!(笑)


というのもこの作品、
舞台セットが、Barがあるお店なんだけど
開演前、そのBarで観客も飲み物を買って
その場で飲める演出になってるんです!

そして舞台上にキャストたちが集まり、
各々楽器を弾きながら楽しく歌いだすの!

舞台上の観客も同じ舞台で一緒に飲みながら踊れるのです。

この演出には本当に感動。
知らない間に観客を物語に引き込む効果があるし
何よりブロードウェイの舞台に上がれるという
楽しさも重なってるのか
あんなに開演前から会場の雰囲気が良い舞台は初めてでした。

開演前は客席からその演出に感動して見ていただけの私も
休憩中にまたBarが開放されていたので
1人、勇気を出して上がってきました!
5ドル(高っ!)のお水を買って飲みながら見た舞台上からの景色は
なんだかやっぱり夢の中のように輝いてたっ!
1曲歌いたい気分だったけどやめときました。



ストーリーは決して派手でもなく
特別感動はしなかったけれど温かい作品だったのは確か。
10数名という少人数のキャストが
全員自らヴァイオリンやギターなど楽器を弾きながら歌う演出や
(オケがいない!)

椅子やテーブルを、キャストが歌いながらリズミカルに
かつスピーディに無駄無く運ぶだけの
シンプルな場面転換の演出も

私にとっては新しく興味深いものでした。

役者で、歌いながら楽器が弾ける人。
きっとNYには沢山いるのでしょうね(ノ゚ο゚)ノ

芝居もストレートプレイに近く
まるで映画を見ているようなナチュラルさ。
憧れです。

あとは楽曲がいい!

ということでCDも買いました。
毎日聞いてます。“falling slowly"がオススメ。

主人公の”Girl”という役の女優さんの
不器用だけど真っ直ぐではっきりした性格。
というキャラクターに釘付け。うまかったなぁ。
チェコ人役だからチェコ訛りの英語なんだけど
あれも役者さんがチェコ人なのか習得したものなのか・・・
習得してる可能性が高いよなぁ。すごいなぁ。

日本で上演するなら絶対やってみたいなぁ。


なーんてことを
持参したノートにいっぱい書き込んで書ききれない思いも重なって
初日から、私の身体では足りないくらいの大量の刺激を受けて
大満足で劇場をあとにしました。



つづくー