大和田美帆オフィシャルブログ「MIHOP STEP JUMP」 Powered by アメブロ-Photo.jpeg
ぼっちゃま、水戸黄門と4月からお仕事が続き久しぶりのお休み!!

休みには、やっぱり観劇の予定ばかり入れちゃいます大和田美帆ですこんばんは!

昨日は
井上ひさし先生作、栗山民也さん演出の
『雨』
で日本語(訛り)の面白さに気付き、嘘の背中に恐怖を感じ、市川亀治郎さんの巧みな数々の「技」に感嘆し尊敬の想いがより深まった。


今日は
宮本亜門さん演出の
『太平洋序曲』で
演者の素敵な「声」に喜び、不器用な日本に愛しく嘆き、過去との対話の重要性に気付かされ、またパワフルな諸先輩方から多くを学んだ。

「演じる」とは「伝える」こと。

例えば
太平洋序曲のラストシーンは皆が全身で演じていた。

想いを身体にのせて伝えていた。

それまで彼らが演じてきた数々の役が存在した虚構の世界。
その中の大切な「真実」や「想い」が音楽と共にこちらの全身に伝わってくるようで

私はとても感動した。



だから
私は観劇するんだ。
わざわざ足を運ぶんだ。
決して安くはないお金を払うんだ。

あの何か言葉にできない興奮を期待して、求める。


そしていつかは
私も舞台の上から
伝えるんだ。

その期待に応えたいから。


意味のない野菜の写真と共に、冷めない興奮を拙い言葉に変えて。

おやすみなさい。