皆さん、こんにちは。
オランダは少し肌寒い日が続いています。

アストラゼネカワクチン接種についての現状を記しておきたいと思います。

 オランダの状況


オランダでは2月12日からアストラゼネカのワクチン接種を開始していますが、デンマークとノルウェーで50歳未満の接種者に重度の血栓症と血小板の減少がみられたケースが6件あったことが原因で、アストラゼネカの接種を2週間停止することになりました。

この6件のケースとそれ以前に報告された血栓症のケースが、ワクチン接種によるものかは現在のところ不明で調査中です。

GGD(市の保健所)とホームドクターで予定されている3月28日までのアストラゼネカワクチン接種はキャンセルされます。

一時停止が終了後すなわち3月28日以降に予定されているアストラゼネカワクチンの接種は今のところ取り消されておらず継続予定。尚、現在はアストラゼネカの新たな予約は行われていません。

 対象者

今のところオランダにおけるアストラゼネカワクチン接種の対象者は、

• 63〜64歳の方
• ダウン症の方
• 病的肥満の方
• あらゆる施設や機関で勤務する介護士

となっています。
(病院の医療従事者や助産師、クラームゾルフは優先されていないので、一般の方と同じ時期の接種になります。)

 拒否はできますが。。。


招待状を受け取っても拒否することは可能で、その後やはり受けたいとなった時に予約し直すこともできます。
ただその時も招待を受けた時のワクチンを接種されることになるとのこと。

 ワクチンは選べません


ワクチンを選ぶことはできませんが、血栓症のリスクが高いと思われる場合、アストラゼネカワクチン接種招待状を受け取った後になりますが、医師に相談することができます。

血栓は生活習慣病の原因にもなるので、元々高血圧や高血糖、資質の異常などがある場合は相談されても良いと思います。


 血栓症の症状


アストラゼネカの副作用で問題となっている血栓症の症状には、紫斑(皮膚に紫の斑点が現れる)、体の一部に腫れや痛みが生じる、手指のしびれや麻痺、呼吸困難などがあります。

既に接種された方で、接種後3日以降に上のような症状や他変わった症状が出た場合は直ちに医師に相談しましょう。

 再開またはキャンセルされる場合


この一時停止でワクチンプログラムの遅れが出ることになりますが、アストラゼネカが再開されることになった場合は、数週間は追加で接種をしていくため遅れは早く取り戻せるとのこと。

アストラゼネカがキャンセルになった場合もオランダ国民全体に行き渡るのに十分な別のワクチンの数は確保できるとのことです。



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先日いただいたお花。





これから仕事です。

皆様にとって幸せを感じられる一週間になりますように。

それではまた!

読んでいただき
ありがとうございました。

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