産後しばらく赤ちゃんのお臍は
切り離されたへその緒の断片が
クリップとともにブラブラ
くっついている状態となります。
一週間ほどで乾燥し根元からポロッと
外れるのですが
オムツ替えや着替えをさせる時には
必ず目にすることになります。

お母さんにとったらへその緒はちょっと
悩ましい存在なのではないでしょうか。

へその緒とは
へその緒とは臍帯の俗称で
母子をつなぐ
管のようなものです。
赤ちゃんのお臍から伸びたその管はお母さんの
胎盤に繋がっています。
臍帯には栄養分や酸素などを
赤ちゃんに運ぶ役割の動脈と
老廃物や二酸化炭素など
不必要なものは母体に
運び出す静脈が通っています。

出産後から赤ちゃんは自力で呼吸をし
おっぱいを飲んで栄養を摂取していきますので
このへその緒は出生後には必要はなくなります。
出産後赤ちゃんのお臍は根元を
クリップで留めて切り離され、
役目を果たした偉大な胎盤も
自然に子宮壁から剥がれて
母体から離れます。

お臍の処置

私の看護師時代はへその緒の断片には
アルコール消毒か
乾燥目的の粉末をかけることが主流でしたし
オランダでもクラームゾルフを始めた頃は
アルコール清拭を行なっていました。

が、オランダではここ6〜7年ほど前から
何も付けず放置することを
勧められています。
アルコールは肌を守っている常在菌も
殺してしまうことになること
何もつけなくても
きれいに乾燥していくことが
わかっているからです。

初期の頃のオムツの当て方

今までの経験上
そのままオムツはお臍を覆って
つけてあげる方法で
問題ありません。
お臍を避けてつけてしまうと
かえって縁でへそ周りが擦れて
赤くなってしまうことがよくあるのです。
周囲の皮膚が赤くなってしまったら
ラノリンのクリームなどを
その部分だけに塗ってあげると良いですよ。

もちろんオムツは汚れたら
できるだけ早く変えてあげるようにしましょうね。




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