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蒸し料理はいかかでしょう<塩豚の蒸し物>


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急に冷え込んできましたね。

どこも紅葉が遅れているようですが、そろそろ南相馬の職場の庭にも秋が訪れてきました。


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四季を感じることの出来る中庭を眺めながらの仕事は贅沢な気分になります。

少し姿は変わったけれど、自宅も兼ねていた当初は燦々と陽が入り込むリビングや

義父がよく手入れをしてくれていた広い庭のあるこの場所で、子育てと仕事をしていました。

地面付近の線量はまだ高め。

もし自分が子育て真っ最中の世代であったら、どんな判断をしたのだろう?と

とても複雑な気持ちになることも事実。


ふかふかとした草の上で思い切り子どもを遊ばせてあげられる環境に戻りますように、と願うばかりです。



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さて、久しぶりの「家ごはん」です。

前記事の昔の人は粗食・・・で、思いだしたこと。

おばあちゃんの家とかに行くと「ふかしイモやきいも」とかよくありませんでした?

台所には年季の入った蒸し器がいつも出ていたような記憶があります。


最近はシリコンスチーマーなるものが流行っているようですが、

どうもそういうものが使いこなせない50代でございます(汗)。

使いこなせないというよりは「う~ん、美味しいのだろうか?」と懐疑的というのか

偏見というのか、単に「蒸し器」というものが好きなのか(笑)。


鍋からほかほかとした湯気が上がる様が好きなのかもしれませんね蒸篭


若い世代だと「蒸す」という行為そのものが面倒に感じられるかもしれませんが

使い慣れると意外と簡単で便利な道具でもあります。


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我が家の蒸し物の定番は、シュウマイ、肉まん、蒸し野菜、おこわ・・・など。

意外や意外、書いていて気付きましたが基本とも思われる茶わん蒸しは登場回数少なし!

というのも、生ウニがどっさりと獲れていた頃、生で食べきれない時に茶わん蒸しに仕立て

暑い季節ですから、ひんやりと冷やして・・・というのがお気に入りでしたが

これも温暖化の影響でしょうか?ここ数年は困るほどの生ウニにはありつけていません。

あぁ、また脱線してしまいました(汗)。


本題に入ります。

最近ひょんなことから発見した<塩豚の蒸し物>

これが、ついつい「食材をとことん使い尽くしたい!」私のツボでした♪

実は2回ほどやっていまして、1回目は普通に「湯気の上がった蒸し器」でごく普通に蒸し上げました。

鍋をあらおうとして、ふと蒸し器の下のお湯を見たら何だか美味しそうな感じ・・・

慌てて流し台から戻して、味をみたら「あら、いいおダシ!!」

ちょっとコクは少なかったものの、蒸した塩豚の薄切りと大根で簡単中華スープが出来ました。



2回目は、1回目からヒントを得て

           ↓
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こんな具合に、最初から蒸し汁有効利用作戦で♪


レシピといえるほどのものでもありませんが、一応記録しておきます。


<塩豚の蒸し物&おまけのスープ>


材料

・豚バラor豚肩ロースブロック肉

・ブロック肉500gに対して小さじ1程度の塩(一般的なレシピよりかなり少なめです)


スープ用

・生姜 1片

・長ネギの青い部分 1本分

・日本酒 少々

・塩

・コショウ

(・米のとぎ汁で竹串がスッと通るくらいに下茹でした大根 適宜)


作り方

・ブロック肉に分量の塩をすり込み、きっちりとラップをして冷蔵庫で1~2日おく

・蒸し水に長ネギとつぶした生姜と日本酒少々を入れて火にかける

・沸騰したら中火にしてブロック肉を30~40分蒸す

(竹串を刺してみて赤い汁が出なければ蒸し上がり)


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さて、ここからスープ。

※食べ応えのある角煮風をイメージした私は、20分ほど蒸した段階で

2センチほどの厚さで半月切りにして下茹でした大根をすでに蒸し汁の中に入れております。


・豚肉が蒸し上がったら蒸し器の上部を外し、長ネギと生姜を取り除く

・塩とコショウで味を調えたらスープの出来上がり!

(※蒸し汁が多くてダシが薄い場合は練りタイプの中華スープを少し補って)


・もちろん大根の下茹でが面倒なら、蒸し汁が水の状態から入れても良いし

大根以外なら白菜とか青梗菜とかを仕上げ際に入れても良いし

寒さに向かうこれからの季節なら最後に春雨を加えて、水溶き片栗粉で少しとろみをつけても

体が温まりそうです。

・しかも中華風と限らず、蒸し水に昆布を入れれば上品な和風スープになるはず!

おでんにも良さそう。

・・・・ときたら洋風は、蒸し水にローリエを入れ、上でじゃがいもや人参・キャベツを蒸せばポトフに!

時間に余裕があれば、蒸し汁を冷まし固まった脂を取り除けばカロリーダウンにもなります。



もちろん蒸す方法でなく煮ても同じようなものは出来ます。

決定的な違いは素材に残る旨味でしょうか。


完全に火が通っていますからキャンプにも安心!ということで持ち込んだTANNミーvol.4 でも

好評をいただけたようで♪
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蒸した塩豚は

・スライスしてそのままで

・ブロックごとフライパンにかけ、外側にパリッと焦げ目をつけて豪快にスペアリブの如く

・厚めにスライスしてオリーブオイルでトマトやじゃがいもとともにソテーして

などなどアレンジも自在で、多めに作っておくと重宝します。



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豚食べきっちゃっていますが(笑)、おまけの大根スープ。

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さらに残った大根を米粒くらいに刻んでご飯に加え、カロリーダウンの中華粥に。

もちろん、ちょろっと付いていた大根の葉も捨ててはイケませんよ(笑)。


秋の夜長に蒸し物料理、いかがでしょうもみじ。








イチさん


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岩手から帰りの区界峠。・・・夕景がやけに目に沁みました。


病気などしたことのない祖母が、脱水状態で入院した検査の結果は
心不全と腎機能障害。
年齢を考えれば当たり前のことなのだと思いますし
入院することなどなければ、いずれ灯が消えるようにその生涯を閉じたのだと思います。


が、イチさん。明治42年生まれの102歳、本当に凄いのです!
駆け付けた私が「だ~れだ?」と問うとちゃんと私の名を呼びます。
退院して安心したのか、食欲モリモリ!「ごはんは~?ごはんは~?」と(笑)。
歩くことが出来なくなったし、ほとんど眠っている状態で
その時がそう遠くはないことは覚悟していますが
何か幸せそうでもあるイチさんの顔を見られて良かった、そう思います。
とはいえ、介護する家族は大変。
せめて時々はサポートをして行きたいと思います。


一方で快方に向かっているはずだった兄の方が予想以上に思わしくなく
実家の一大事を憂慮しながら未だ闘病中で
やっと昨日あたりからやっと食事が摂れるようになったかどうか?
おばあちゃんの食欲を分けてあげたいような(笑)。
胃の手術に続いての腸の手術・・・
父、そして兄とくれば、家系的に私も気をつけねばと思う今日この頃です。


それにしても昔の人は強いなぁ、と感心します。
粗食、そしてよく働き、よく動き、いろんな時代を生き抜いてきた逞しさを感じます。

私たちも負けないようにがんばらねば、ねはあと



ちょっとお休みを

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ちょっと身辺が忙しくなりました。

ず~っとずっと元気だった102歳になる祖母の体調が思わしくありません。

引き続くように東京にいる兄の入院手術と(幸いこちらは快方に)

遠く離れて何も出来ないのがもどかしい思いの日々を過ごしておりましたが

祖母の残された日々を自宅で、との想いの家族のサポートに行って参ります。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


そもそも最近は休みがちなブログではありましたが
しばし留守をいたします。

急に不参加になってしまったTANNミーや(秘かに準備していた夜食!?はYASUに託しました!)
ツーリング、行楽にお出かけの方、どうぞお楽しみくださいませはあと

私も気をつけて岩手まで!行って参りますバイバイ