内面育成塾認定講師
心理カウンセラー
金子美保です
ご訪問ありがとうございます。
周囲の人の気持ちと、自分の気持ちと
どう折り合いをつけていくのか、の続きを書きます
この問題とは
生きている限り、一生縁が切れませんね
心理学者のアドラーは
人の悩みは、全て人間関係の悩みであると言い切っています
少々極論すぎる気はしますが
悩みを突き詰めていくと
やっぱりそこには他人の存在があるので
言い切るアドラーはすごいと思います
禿げてるとか、太ってるとかの悩みも人間関係?と思いますが
自分以外の人間がいなかったら
禿げていようが太っていようが気にもならないはずです
なぜなら
他の人間がいなきゃ比べようがなくて
太り具合も禿げ具合も自覚できない
話がそれました(笑)
周囲の人の気持ちと、自分の気持ち
どちらを大切にするのがいいのか
もちろん、どちらも大切にするのが一番いいに決まっています
でも難しいですよね?
私は子供の頃から、周囲を優先するタイプでした
いつも人の顔色を読んで
その期待に応えるように行動していました
父も母もよく怒り、暴力をふるう人だったので
自分を優先するなんてあり得なかった
大人になってもそれは変わらず
38度を超える熱を出して
1時間ごとに下痢でトイレに走っていてても
仕事を休むことが出来ない
どんなにしんどくても
頼まれたことは断れない
笑顔で「いいですよ~」と言いながら
後で吐き気がしてくる
お店の冷房がきつくても
「弱くしてください」なんて絶対に言えない
そんな小心者で、偽善者の自分が
情けなくて大嫌いでした
自分を大切にするとか
自分の気持ちを尊重するするとか
考えたことすらありませんでした
一生懸命、表面を取り繕って
誰かの為の人生を生きていました
4年前に父と姉を亡くしてから
このままで人生を終わるのは嫌だ!
自分の人生を生きたいと、強く思うようになり
心理学を学び始めました
そしてわかったことは
自分を大切にできない原因は
”自己イメージの低さ” だったのです
石ころとダイヤモンド
どちらを大切に扱いますか?
私は心の奥底では
自分を石ころだと思っていたのです
だから我慢して
一生懸命やらないと価値がないと
自分を大切にするために
自己イメージを上げること
そして、どんな自分も裁かないこと
これらをみっちりやりました!
慣れなくて、違和感満載でした(笑)
内面育成塾ではそれらを具体的に学びます
半世紀で培った心の癖は
いまだに時々出ますが
不思議なことに
自分を大切に扱えるようになると
他人は怖い存在ではなくなり
知らぬ間に他人も大切に扱っています(笑)
やっぱり自分の中と外は同じです
こんな世界があったんだ~!
私の場合
半世紀超えてやっとこさですが
死ぬ前にわかって良かったですわ!
最後までお読み下さり
ありがとうございました!