内面育成塾認定講師
心理カウンセラー
金子美保です
「よそはよそ!うちはうち!」
子供の頃、親にそう言われる度に何とも言えない悲しい気持ちになったものです
みんな持ってるから買って欲しい
さらに食い下がると、きっちりとどめが来ます
「じゃあ、その家の子になったらええやん!」
強制終了~!チーン
やり切れない…
そして月日が流れ、自分が親になって
子供から同じように「買って欲しい!」と言われるようになりました
もちろん「よそはよそ!うちはうち!」と一刀両断!
あんなに嫌いだった言葉を堂々と使う私
( わが子よ申し訳ない… m(__)m )
親になってみてわかりました
「よそはよそ!うちはうち!」って
す~っごい便利な言葉!
当たり前すぎて説明が要らないのです
忙しい親に持ってこいで重宝します
こうやって世代を超えて受け継がれていくものなんですね~♪
と、達観して開き直っていてはいけない!
ハイ!自戒を込めて書きます!
子供にとっての望ましい対応とは?
まず、子供の心を見てみると
子供としては家によって経済事情が違うことぐらいわかっています
でも、みんな持っているから欲しくなります
自然な欲求です
でも、欲は満たせる時と、満たせない時がありますので
我慢する力を身につけることは必要です
我慢することで自制心や忍耐力が養われます
要はこの我慢のさせ方がポイントになってきます
一番最悪なパターンは一刀両断です(笑)
有無を言わさず我慢させるやつです
買ってもらえない辛さの上に
気持ちのやり場がなくなるからです
一刀両断を繰り返していると
子供の心の底に”わかってもらえない”という思いが沈殿していきます
やがてその思いは
”どうせわかってもらえない”という確信めいたものとなっていきます
”どうせわかってもらえない”という思いは
孤独感を強め、人とのコミニケションを消極的にします
そして心に蓋をする癖がつき
本音が出せなくなったり、更には何が本音かすらわからなくなり
漠然とした生きづらさを抱え込んでしまいます
ではいよいよ本題の、よりよい我慢のさせ方とは
ご安心ください難しくないですから (笑)
「そっかぁ、みんなが持ってたらそりゃ欲しいよね。でもうちは○○で買えないの。ごめんね」
あくまで一例ですが、まぁこんな感じです
ポイントは、お分かりの通り ”まずは気持ちを受け留める” です
そのうえで理由を説明する
更に親の素直な気持ちの「ごめんね」を足すと満点 (笑)
大好きな親に謝られると、嬉しいけどちょっと辛いから
頑張って我慢しよう!という気持ちになりやすくなります
同じ我慢でも
自らの意志でする我慢と、無理やりさせられる我慢は違います
自らの意志でする我慢は、健全な自制心や忍耐力を育てます
心を育てる我慢の仕方と言えます
まずは一呼吸置いて子供の気持ちを受け留める
もちろん毎回出来なくて大丈夫!
1回出来れば大丈夫!
そのうち時々できるようになりますから
子育てママの笑顔が少しでも増えますように~♡
心の仕組みを知り、具体的な心の育て方を学んでみませんか?
内面育成塾でお待ちしております!
最後までお読み下さり、ありがとうございました!