私が独立して自分の事務所を持ってから、実はちょうど11年になります。
しかし、これは形式だけの独立でした。いわゆる「信頼できる外注先」として、いくつかの法人様や企業様からお仕事をいただいていたのです。
3年前に会社を設立してから、やっと、本当の意味で独立して活動するようになりました。
そうなってからは、やはり、その前よりもずっとずっと大変でした!
苦労話は、うんざりするくらい、たくさんできます。
設立の数か月後には、どうしても教育方針の合う幼稚園に次女を入れたくて、自ら幼稚園ママになってしまい、さらに大変なことに・・・。
次女のお迎えに間に合わせるためには基本的には15時過ぎには都心を出なければならない、水曜日はなんと「午前中のみ営業」というとんでもない起業家に(苦笑)
この4月から、ようやくその状態は脱してほっと一息つき、
「さぁ、これから思う存分働ける!」
と張り切っているところです。それでも、まだまだ、ゆったりペースは続きますが・・・。
と、そんな状態で戦っている女性起業家の私ですが、それでも少しずつご信頼いただき、お仕事も増えて来ております。
独立について、色々なことを人から聞かれるのですが、今日はそのうちの一つ、
「悩んだ時に相談は誰かにするの?」
という疑問にお答えしてみようと思います。
結論から言うと・・・私は、悩んだときは、誰かに相談します!
横のつながりと言いますか、ビジネスパートナーや知人・友人がたくさんいるので、そういった方々にどんどん相談してしまいます。サービスとしてしっかりコンサルティングしてもらうこともあれば、食事をしながら軽い相談をする場合もありますし、メール等で相談することもあります。
特に、ビジネスのコアになる部分や、他の会社との差別化について考えるときは、どんどん人に聞きます。
なぜなら、どんな人でも、「自分のことは自分では分からない」からです。
これって、本当に不思議なのですが、他人のことに関してはとても鋭い洞察力を持つコンサルタントやビジネスパーソンでも、ご自分のことは分かっていないことが多いんです。それも、「自分の長所」や「自分が得意なこと」は分からないようなんですね。
これは、もちろん私も同じです。自分の得意なことって、軽々と出来てしまうので、当たり前すぎて長所と気付かないことも多いと思います。
ある程度の年齢になると、意図しないと、他人から忠告してもらえる機会は減ります。
ですから、私はなるべく「本格的に悩む前に」相談するようにしています。
人からアドバイスをいただいたら、まずは信じて、言われたとおりにやってみる!そんな素直さも、実は独立している人には大切なように思います。
先月は、プレジデントウーマン等に多数の記事を連載されているコンサルタントの小紫 恵美子さんの個別コンサルティングを受けました。
信頼できるコンサルタントについてもらうと、重要な視点が抜け落ちていたことに気付いたり、自分の意識していなかった強みを認識したりするだけでなく、話の聞き方、フィードバックの仕方も勉強になるのです。
独立して、上司がいなくなてっても大丈夫!
人脈と素直さがあれば、相談相手はいくらでもいます。
無形のサービスを提供する仕事であればあるほど、自分も無形のサービスに投資する必要もある、ということなのかもしれません。
ご参考になれば、幸いです。
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