菊池桃子さんの発言をきっかけに、PTA活動に対する疑問の声が広がっています。
私は会社に勤務する保護者ではないからだと思うのですが、こういった活動は正直、そこまで負担には感じません。

でも、本音を言うのであれば、「活動を負担に感じている保護者の方との調整」は、負担です(笑)

・目的
・内容
・予算
・期限

が明確であれば、それぞれに合った形で分担して貢献すれば良いのですし、外で働いているとかいないとか、あまり関係がないのでは・・・と思っています。
「おしゃべり会のために有休を使って辛い」とか、「仕事を理由に何にもしない人がいて困る」などの問題は、いわば本質的な問題(活動の「目的」に関わるもの)ではないのによく揉めるので、どうにかならないものか・・・と感じています。


PTAとか子ども会に関して言えば、ケースバイケースですが、例えば以下のようになるのではないでしょうか。

・目的 (例:学校・地域の子どもの安全と健全な成長のため)
・内容 (例:各種イベント開催、地域との連携)
・予算 (例:補助金・バザー売上金収入をどう使うか)
・期限 (例:イベントの開催日、会議日程)

特に女性の話というのは、目的(子供の育成)と関係のないところで延々続く傾向にあるので、

①会議中は「目的に合った話かどうか」という軸をぶらさないようにする。
②話がそれたらすぐに戻す。
③終わった後、時間がある人同士でゆったりと交流する。

・・・という流れになると良いのではないでしょうか?
特に②に関しては、私くらいはっきりした人間でも女性から指摘・実行するのは難しい面があるので(笑)、ぜひ、男性に参画していただきたいなと思います。


四つの要素(目的・内容・予算・期限)中でも、女性が最も苦手とするのが「予算」の問題だと思います。会計とか予算と言われるとそれだけで

「嫌!苦手!」

という方が多いのですよね。
予算と言う言葉は、ノルマのように感じられ、苦しいイメージがあるのかもしれません。


しかし、このような任意団体の予算というのは、企業の予算とは少し異なります。
「稼ぐ」ことではなく「使う」ことが目的の予算ですから、皆が認識していれば、仕事を分散させられて、各自が動きやすいタイミングで動くことが可能になって効率化につながるのです。

(例:×月×日までに×円で×個、配布しやすいお菓子を買う、という形で任せられれば、仕事が忙しい保護者はネット注文で宅配ボックスで受取、ネットが苦手な保護者は事前にスーパーで発注して後日取りに行くなど、自由に出来ます)


子どもが関わるようなことって、何でもかんでも効率化すればいいとは私は思わないです。
(例:イベントの回数を減らす、地域との連携を止める等)

でも、調整コストはぎりぎりまで下げたいと思います。その意味で、「予算」の存在は重要です。


何とか時間を作って、子どもが関わる任意団体の「会計係」の方向けの教育動画を撮影して、youtubeで流そうかな?なんて思っています(笑)

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