私の大好きなブログ、【最強母乳外来】




リンゴの出産の少し前から、はまってしまい


時間をみつけては熟読しておりました。




母乳のことだけでなく、赤ちゃんのことが


たくさん書いてあり、机上の空論でない、


とっても役立つことがたくさん載っているのです。




あぁ・・・初めての育児で一生懸命だった


イチゴの時にこんなブログに出会いたかった!






中でも開眼したのが、この記事↓




お母さん泣かせの可愛くて恐るべき赤ちゃん・・・その名は”キョロちゃん”




そう・・・イチゴ、まさにこの“キョロちゃん”だったのです!




簡単に言うならば、好奇心旺盛で、


いつもキョロキョロしながら面白いことを


探していて、どうも集中力を欠く・・・


そんな個性を持つ赤ちゃんが“キョロちゃん”です。




“キョロちゃん”は、授乳中にもすぐに気が散るため、


どうも体重増加が遅いということで、


「ミルクを足したら?」


というプレッシャーを受けがちとか。




私の住んでいた地域の自治体は、検診で新米ママを


無駄に不安にさせる所ではなく、実際にイチゴは


小柄ではありましたが




「母乳の子だから小さめなこともあるよ。


発育は順調だから、心配はないです。


ただ、来月一応体重を量りに来てね」




と言われただけでした。




それでも・・・やっぱり、私としてはショックでした。


何がいけなかったのだろう・・・と思い悩みました。



母乳の出は良いことは自覚していましたので…


添い寝がで授乳しながら寝てしまうのがいけないのかな?とか。





今にして思えば、その回答は




“キョロちゃん”だから




なのです・・・。




そんなわけで、この記事を読んだ時、


霧が晴れたようでした・笑






さて、そんな“キョロちゃん”のイチゴ。




私は、意識して、集中力をつけるように


育ててはいました。


(“キョロちゃん”云々は知らない時から)




具体的には・・・




一人遊びで集中しているときは、


なるべく邪魔しない、ということです。






機嫌良く遊んでいる赤ちゃんというのは、


親からみると食べちゃいたいくらいに


かわいらしいものです。




ついつい、抱き上げたり、構いたくなる。




しかし、そこは我慢です。




そっと見守るのは良いけれど、邪魔しない。






「こうやって遊ぶのよ」




と手を出したり、増して




「可愛いわね」




と抱き上げたり。






これって、赤ちゃんからしたら、


楽しいことを邪魔されたようなもの。


そっとしておくのが親切、と、


心に決めていました。






先日のこと、イチゴがワミーをしているときに


つい話しかけたことがありました。




すると、イチゴ、




「わたし、いまワミーしてるから。


 あとにしてもらえないかしら」




というではありませんか!




「そう、ごめんね」




とひくと共に、心の中でヤッターと


ガッツポーズをしてしまいました。




少しは集中力がついている、と理解したから。






実は、私自身は、“キョロちゃん”ではありません。


集中するとぐっと中に入り込んで、周囲の音が


聞こえなくなるようなタイプです。




そして、オットは・・・完全なる“キョロちゃん”!!




お付き合いが始まった頃は、それでよく


喧嘩をしたものです。




話をしていても、すぐに他のことに


気を取られてしまう。


いつもキョロキョロしていて、どうも


落ち着きに欠ける・・・。




そういうところが、不満でした。




しかし!




そのうち、その不満は消えました。




決してオットの“キョロちゃん”が改善した、


ということではありません。




むしろ逆。




私が“キョロちゃん”になったのです!笑






それは、まさに職業病でした。


会計士の適性・・・いろいろあると思いますが、


“キョロちゃん”は、会計士に向いています。




監査においては、今目の前にある資料だけを


どんなに一生懸命眺めていても、


まず「虚偽記載」を発見することはないのです。




担当していない科目についての情報はもちろん、


トイレや喫煙所(私は非喫煙者ですが)での


会社の方とのおしゃべり、社内に貼られている


社内報、電車で目にした週刊誌のつり広告・・・


そういった断片的な情報を組み合わせたとき、


初めて




「おかしい!つじつまが合わない!」




ということに気づくのです。




だから、よい監査人になるためには、


“キョロちゃん”


でなければならないのです。




・・・そして、私は見事、数年間で


立派な“キョロちゃん”になりました。


自分がそうなったから、夫の“キョロちゃん”


も気にならなくなったのですね・笑






にも関わらず、私は、イチゴを(リンゴも)


“キョロちゃん”


にならないように育てようと一生懸命です。




なぜなら、


“キョロちゃん”


になるのは簡単ですが、


(私がいい例)




“キョロちゃん”


をやめるのは大変だと思うからです。


(オットがいい例!)






子供たちが、


“キョロちゃん”


でない方が向く仕事に就きたいと思った時にも


困らないように!




私はこれからも、子供たちに集中力を


つけさせるように頑張るつもりです。