「手に職をつけたい」

それが、私が公認会計士になるための勉強を

始めた理由のひとつでした。

ところが、勉強が一巡する頃、私はある種の

ショックを受けたのです。


なぜ、中学や高校では、お金にまつわる知識を

全く教えないのだろう?と。


公認会計士は会計のプロフェッショナルです。

プロは、一般の人よりも深く広い知識を持っていて当たり前。


それにしても。

プロになった今振り返ると、勉強を始めた頃の私は

「一般常識」とも言えるごく基本的なお金の知識すら

持ち合わせていませんでした。

つまり、もしふと思い立って公認会計士の勉強をしなければ、

私は今でもお金に関する一般常識を持ち合わせないままだった!

と思われるのです。

そして、それは、現代の日本社会で生きていく上では

かなりのリスクを負うことでもあります。

「危なかった・・・」これが正直な感想です。


世の中の人がみんな公認会計士になるための勉強をする必要は

全くありません

ただやはり、一般常識は身に付けておかなければならない。

現代社会は「資本主義社会」。

そして、「知らない人が損をする、損をするのは知らないのが悪い」。

ちょっと悲しいですが・・・これが現実と思われます。

現実に立ち向かうには、「知る」ことが必要です。


ただ、救いもあります。

実はお金にまつわるお勉強は、慣れればとても面白いもの。

ですから、これからこのブログの「テーマ マネー」では、

私が考える「お金にまつわる一般常識」に触れていきます。

読んでくださる方に、「面白い」と思っていただけたら

私にとってこんな嬉しいことはありません。