卒業式に行ってきた。高校の。
本人がいないのに行っていいものかという気もしたけれど、担任の先生が
「皆と一緒に卒業させてやりたいと思っています」
と随分前から仰ってくれていた。
それに、みーの誕生日にお参りに来てくれた親友のお母さんにも「出た方がいいよ。行こう」と誘って頂いたので、頑張って、行ってみることにしたのだ。
今年は本当に暖冬で、今日は朝から天気も良く絶好の卒業式日和。
流石に体育館は寒くて大型ヒーターがゴンゴンと稼働していたけれど、3年前の入学式よりも、もしかしたら暖かかったかもしれない。
最初から最後まで事あるごとに泣きっぱなしだったし(卒業式だからさほど不自然ではないとは言え、多すぎとは思われたかもしれない)、なんでここにいないんだろうと何回も思ったけれど、区切りをつけるためには行ってみてよかったんだと思う。
吹奏楽部のへにょへにょ「嵐」(入退場がいつも嵐の曲なんだが、曲名が私には分からない。みー教えろ!!!)、校歌、蛍の光。
「質実剛健」を旨とする実業高校らしい、簡素な、でも心のこもった卒業式。
いつまでも忘れがたい、卒業式になった。
忘れがたいといえば、式が終わって教室に戻り、最後のホームルーム。
担任から一人一人卒業証書を手渡され、証書と一緒に茶封筒も渡されていた。
中身はなんだろう?と思っていたら、入学前に全員書かされていた「入学に当たっての決意」と、担任からの「最後の説教(と書いて提言)」だと言う。
その「最後の『提言』」は上半分が全員に向けてのメッセージで、下半分は一人一人に向けて「ここを直せばもっと良くなる」という手紙だった。
それを説明しようとして、先生、突然言葉に詰まり…
「生徒に好かれようとは思っていないので、注意すべきところは口うるさく言ってきたから怒ってばかりの3年間だったかもしれない。申し訳なかった」
と声を震わせたのだ。
結構あっさりしていて生徒と必要以上に絡まない感じの先生だったので、その涙にはちょっと驚いて、保護者は思わずもらい泣き。
(生徒たちは平然としてたけど)
因みに、みーにもメッセージをちゃんと書いてくださって、本人が見ればグサグサ来たであろう「お説教」と、最後に「クラスにいてくれて、楽しかったよ」と書かれていた。
そんないい先生に3年間お世話になって、良かったんだよ。
生徒たちから見れば、口うるさくて細かい面倒な先生だったようだけれど、本当に、いい先生だったと思う。
生徒から先生に花束贈呈があって、さて皆で記念撮影を、となった時には先生、すでに教室におらず。
最後まであっさりしたお別れだった。
先生からのご依頼でみーの写真を席に置いていたので、記念撮影の時には友達が代わる代わる持って写真を撮ってくれていた。
3年間で沢山いいお友達が出来ていたんだなあと嬉しいような、 寂しいようなちょっと複雑な気分になりながら、その光景を見つめてきた。
何だかんだ文句言ってたけど、いいクラスだったんじゃない。
最後に職員室へご挨拶に伺った時、学年主任の先生に「らしさがよく表れているいい写真だね」と褒められ(元は学校で撮ってもらった履歴書用の証明写真だ…)、担任には「またお線香上げにうかがってもいいですか」と言われ。
いつでもどうぞ、と言ったものの、先生のメンタルが心配だ。
まだお若いのだから、どうか、これからもご自分の教育方針を曲げずに、立派な生徒を育てて世に送り出していただきたいと思う。
先生方、クラスの皆、本当にありがとう。
元気で、頑張ってね。
(卒業には関係ないけれど、聴きたくなったので↓)
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