当ブログに「俳句」でアクセス下さる稀少かつ奇特な皆さまいつもありがとうございます。
すっかり夏の季語に移り変わりましたね。
作っては捨てる、もしくは捨てられつつ細々続いてます。
◯=兼題
☆=雑詠
(没)=先生に却下されたやつ
✳️=発表分(活字になるやつ)
◯短夜や伏して仰いでO・ヘンリー(没)
短夜ミジカヨ 夏の朝は早く明ける、つまり夜が短いという意味。
☆白紫陽花バレーボールほどの✳️
☆木の椅子に開襟シャツのテディーベア(没)
(開襟シャツが夏の季語です。
が、季語でないもの人間じゃないものを主語にして詠むとわが師は嫌うことを忘れてました)
☆花菖蒲母に往復切符を買ふ✳️
☆鎌倉のドイツパン屋や燕来る(没)
☆紫陽花に囲まれてをり道しるべ(〃)
☆夏空や楓重なり透き通る(〃)
☆芥子粒のやうな瞳よ蝸牛✳️
☆追うことも逃げるも知らず蝸牛(没)
◯白南風を真艫に一人波の上(没)
☆夏暖簾町家の奥に玉の灯(没)
☆この先は伏魔殿かも夏暖簾ナツノレン(提出せず)
☆白抜の白波清し夏暖簾(〃)
☆亀甲の真中に屋号夏暖簾✳️
☆竹簾タケスダレ一巻取りてレジへ行く✳️
☆棘先も欠けず虎魚オコゼの揚がけり✳️
☆海底や文鎮の如鬼虎魚✳️
☆横笛の巫女ら神輿の前を行く✳️
☆噴水の水の真中に人魚立つ✳️(噴水=夏)
◯梅雨寒し吉田茂像独り