2024/05/06 | メモリーマン

メモリーマン

 
 
生涯メンタルヘルス









お義母さんが10年日記を買ってくれると言った
他の何を貰うより嬉しいと思った



心が雨漏りする日には 
に全人類共感する訳ではないということを
大人になってから知った

高校生の頃この本に出会って救われた
でも、中島らもの地獄は
誰もが分かり得るものではなかったんだね


先日、大学時代に一度も酒を飲んだことのない女の子たちと恵比寿で昼のみをした

ゴールデンウィークのど真ん中
煌めいた街の中で正常なフリをして待ち合わせ場所に行った
過去を振り返ったり現状を開示したりされたり
あれやこれを聞いて
眩しい気持ちや躁鬱が相互するような気分になって
夜は旦那を連れ出してカプリチョーザ爆食をした


旦那は「しっかり持って帰ってきたね」
と言いながら味の薄いワインを飲んでいた
「貴女は本当に変わっているね」と
「奄美大島の天気みたいな人だね」と
私が変であることを当たり前かのようににこやかに

「貴方に言われたくないよ」
と私も薄いワインを飲んだ


終わらせる為に生きている人は
私以外にいないのかもしれないと思う

私はずっと終わらせる為にしか生きていないのに