ドラマ 三体 | 休日日曜百姓の野良流宇夢(ノラリュウム)実践記

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ネットフリックスで実写ドラマ化されると言って長く待たれていたSF小説 「三体」がいよいよ配信された。
私も首を長くして待っていたので満を持して先週3月21日から見始めていた。配信開始は欧州時間に合わせてあるらしく配信は21日の夕刻からだった。以前テンセント版のドラマ「三体」を見たときは、俳優さんが特に(史強)役の俳優さんが小説を読んでいた時のイメージしていた自分の持っていた印象とかなり食い違っていたので面白くなくて見るのを止めてしまっていた。ドラマ冒頭も、小説では海外版と中国版があるが、ドラマは中国版なので、しかし読んだのは海外版の「三体」シリーズなので違っていたので違和感が消えなかったのも原因だったろう。


小説とドラマで気付いた違うところ


ネットフリックス版の「三体」は、あらすじとしては海外版に忠実のようだった。しかも史強役の人は自分の持っていたイメージに奇跡的?にほぼ一致していた。史強は「三体」の中では主人公ではないが、とても重要な役柄だ。主人公のいつもそばにいて主演脇役なので三体の中ではいつも登場している。だから主役級の登場人物が男が女だったり、中国人のはずがイギリス人や各国人だったりしていても全然気にならない。
小説三体には読者を驚かせる仕掛けやシーンが次から次へといくつも用意されていて、初めて読んだときは翻弄されるが、ネットフリックス版のドラマではそれらの多くの実写化にうまく成功してると思う。(私は小説を読んで脳内ではだいたいすでに想像しているので)画面で見せられたぐらいでは熱狂的にはなれませんが。


①強靭な極細の分子繊維を楽器の琴の線のように何本も張って鋼鉄製の船を丸ごとサクッと千切りにするシーンは史上初のハイテクの最悪の実用的使用だろう。


②脳内に侵入してくるゴーグル型のVR ゲームのドラマでの描写はすごいでした。


③三体星人が脱水化して、後で再び再生するシーン、ネットフリックス版のドラマでは三体人はみんな人間の姿をしていたが、小説では三体人の姿のはっきりとした描写はなくて、自分のイメージではわら人形みたいに想像していた。


④虫けらが大発生しているシーンは小説ではバッタの群生相のはずだったが、ネットフリックス版のドラマでは水辺に大発生したセミだった。驚いたのはセミが水辺に大発生?それって、水生昆虫?世界には水生昆虫のセミがいるのでしょうか。それともあれはアメンボだったのか?セミは、水カマキリやアメンボなどと同じカメムシ目なので、いるかもしれない。


⑤ソフォン(智子)の展開と縮小のシーンは原作では三体惑星での実験として描写され、空に現れる巨大な目は異次元の知性の出現として描かれていたが、ドラマでは地球人に見せるものとなっていた。
などなど


原作では「三体」の大風呂敷はまだまだ続くので、それらの実写化は、今後のシーズン2以降なのでしょうが、さらにさらに度肝を抜かれることは間違いないです。