夫婦物語〜第五章*絆〜
「話があるんだ」
警備員だけじゃなく
コンビニでのバイトも追加して
日々
頑張って働いていたシャチホコから
深刻な顔で切り出されました
「ものまねのネタを作る事に集中したい。
そのためにバイトを辞めさせて欲しい。
期限を決めて、
それまでに芽が出なかったら
ものまねを諦めて、就職して働きます」
突然の申し出でしたが
「分かったよ」
私は即答しました
ただただ、
がむしゃらに働いていたシャチホコが
苦しんでるであろうことは
口に出さずとも
分かっていたからかも知れません
「頑張ってね」
「ありがとう。本気でやるから」
決意を新たにしたシャチホコが
次に口にした言葉に
私は号泣する事になるのです
〜続く〜
2017年初夏
ディズニーランドです
紫外線が苦手なので
似合わないけどサングラスは欠かせません(^_^;)
小説風①〜⑧はこちらから読めます
↓↓↓