こんばんは。

きのう、リビングカルチャー倶楽部 東京教室で、
「女性のための天気痛入門」と題して、お話をさせて頂きました。

参加して下さった皆様は、とても熱心で、
質問もたくさん戴きました。

「どうして天気によって体調が変わるの」
「頭痛の種類や対処法がよく分からない」
「天気痛は治るのか、予防策などあれば教えてほしい」
「年齢は関係あるのか」
「市販の薬は効くのか教えてほしい」
「こんなに薬をたくさん飲んでいいのか悩んでいる」
「天気痛専門外来はあるのか」
「珈琲は頭痛にいいのか悪いのか」
「頭痛が始まった直後、お風呂に入るのはいいのか」

などなど、本当にたくさん。



なるべく、参加して下さった方の役に立つ内容にしたくて、
時間の最初に、アンケートと自己紹介で希望を教えてもらい、

頭痛の基礎知識から、
最近の天気痛の研究までひと通りご紹介した後、
天気図の見方、気圧予報の見方、
週間天気予報の見方を説明しました。

また、天気痛の緩和が期待できる食事の紹介や、
体操を実際に皆でやってみたりしました。

あっという間に時間が来てしまいました。
もう少し自律神経の話をしたかったな…

でも、最後、皆さん笑顔で、うれしかった。
また、お会いしましょうね。

「痛み」は千差万別で、人それぞれ生きる環境も違います。

しかし、「天気」という科学的な視点から、
複雑に絡み合っている痛みの原因、不安や悲しい気持ち、
そのほぐす糸口を、一緒に見つけていけたらと思うのです。

天気痛ドクターで知られる、佐藤純先生とお話した際、
「女性はお互い、痛みについて話しますか?
意外と話す機会が少ないのではないですか?」
そんな風に問いかけられたことが、ずっと心から離れず、
私の根底にあり続けています。

今回の開催は、私にとって学ぶところの大きい講座となりました。



ご参加頂いた皆様、
ブログやインスタを見て応援して下さった皆様、ありがとうございました。

そして、快く相談に乗って下さいました
サンケイリビング新聞のご担当者様にも、感謝申し上げます。

今後も、気象予報士にとどまらず、
健康気象アドバイザーとしての活動を増やしていきたいと思います。