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迷路をほどくお手伝い♡
連休初日を優雅に楽しまれたお嬢さまがた、こんばんは。
休みなのにコマゴマと働いて、1日が終わってしまったミハルです・・・。
あっ、あなたのココロの伴走車、メンタルコーチのミハルですよううう♡
さて。今日も書くぞ(笑)!
今日はココロノマルシェへのご回答です。
※『ココロノマルシェ』とは、根本裕幸先生にまなんだお弟子カウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。
ご相談は無料で、お弟子一同が腕によりをかけてご回答いたします。
どなたでもお悩み投稿ができますので、お気軽にご利用ください―♡
本日のご相談は
現在の仕事から逃げるにあたっての心構え ~ぺぽかぼちゃさまより
『こんにちは。私は40代既婚女性です。保育園児の子供が2人おり、会社員をしています。
根本さんのセミナーは不倫と婚活に悩んで2015年くらいから顔を出しており、沖縄リトリートセミナーも行ったことがあります。
その後2023年から仕事について悩んで受講を復活しています。現在はセミナー動画やVoicyを聞くのが主です。よろしくお願いいたします!
相談についてですが、現在の仕事から逃げるにあたっての心構えです。
読んで感じたことやアドバイスがあれば教えてほしいなと思っております。
今まで嫌なことから逃げたことがなく耐え続けてきたので、ゆっくり気持ちを醸成していく必要があると思っています。
私は無価値感や罪悪感のセミナーなどを聞いた結果、自分の過去を次のように振り返っています。
・私は母親に厳しくされて無価値感を抱き、転校先になじめなかった、
学校でイケてないグループに所属するしかなかったこと等から変な自分でごめんなさいという罪悪感を抱いた。
・だからダメな自分はもっとがんばらなくてはいけない、苦手なことをがんばらなくてはいけない、
という思いでずっと自分を鍛えるために苦手なことを選び続けてきた。
・自分を追い込んで勉強していい大学に入れたが、母に「あなたは人付き合いが苦手だからサラリーマンなんか無理」
と言われたことが、今思えばきっかけで、新卒から会社に就職した。
・仕事はずっと「やらなければいけないこと」「辛くて当たり前」と思い、楽しいとかこれやりたい、がほとんどない。
幸い、給与がいいためそれほど嫌な人もおらず、続けて来られたが、出世や評価といった他人軸以外の自分軸がまったくない。
それはそもそも私は自分のやりたくないことをやらなくてはいけないと呪いをかけていたから。
耐えることはできるかもしれないが、やりたいことがないためキャリアが描けない。もう限界だと思う。
・本当は何をやりたかったか、もなかなか難しいが、漫画家や学者かもしれない。
ただ、単純にそれを今から目指すのも難しいだろう。子供を育て上げる責任もある。
次のライフワークは見つからないですが、このような経緯で選んだ今の仕事はもう限界だと思い、やめたいと考えています。
シャドウのような高圧的な上司と、まったく興味のない経理系の業務の担当にされたことで、「もういよいよ逃げろってことだな」と思っています。
日々内省とやりたいことをやることで自分の心、感情に、今ようやく向き合って慈しむようにしています。
また、根本先生の「逃げる技術」を聴いて週1回辞表を書くのも最近始めました。
一番マイルドな辞め方は、第三子を妊娠して育休を取り、本来、育休は仕事を続ける人のためのものなのでよくないですが、そのまま辞める、だと思っています。
復帰する前提で職場を去る⇒復帰せず辞めるの二段階なので、やめる際に職場の人と顔を合わせずに済むので。
40代なので、三人目を授かるかなんとも言えない、といいつつ、私は子供ができやすいのでは、とも思っています。
ずっと頭でっかちで生きてきましたが、子供は二人とも、私が「そろそろ生まれておいで」と念じたタイミングで出てきてくれたのでそういう生命力の強さも自分にはあるのかもなと思っています。
ただ、「子供は親を選んでくる」という話を見ると、私の理由が立って辞めやすいように、と障害を持って生まれてきてしまうのでは、と過ってしまいます。
そのためにもそれがなくても辞められるようなマインドを養って、3人目の子には健康で生まれてきてほしいと思っています。
長文読んでいただきありがとうございました。。!』
~~ミハルよりメッセージ~~
ぺぽかぼちゃさん、ご相談いただき、ありがとうございます。
今回は『会社を辞めたいけど、上手に辞められない気がする…』というお悩みでいいでしょうか。
興味のない分野での仕事と、高圧的な上司に挟まれて、なかなかハードな状況ですね。
やはり、ぺぽかぼちゃさんも心に武士を住まわせているなあという感じです。
>今まで嫌なことから逃げたことがなく耐え続けてきた
とは、まさしく武士道シスターズ。
ですが、ここでミハルが気になるのが
>ゆっくり気持ちを醸成していく必要があると思っています
の、一文。
……んん??
武士道シスターズは、ほとんどのケースで即断即決します。
とくに感情ではなく『思考』で行動を決められる仕事面において、迷うことはないはず。
進退の問題は、秒で決められそうな気がしますが…
と、ここでミハルにひらめいたのが、
『ぺぽかぼちゃさん、ひょっとして女性性ゆたかすぎて、決められないタイプ??』
『なのに罪悪感を原動力にして、ここまで爆走してきちゃった??』ということです。
①決断できない理由はだいたい3タイプ! 『女性性高め』『まあまあハッピー』『罪悪感』
そもそも、女性性の高い方は、物事を決断するのがニガテです。
とくに緊急度の高くないものは、『まあ、もうちょっと頑張れるからいいか』と決断を先送りしてしまいがちです。
これ、ミハルです(笑)。
物事を決めるのが大きらい。
そんなもん、自分で決めなくても勝手に決まっていくやんか~などと思うからです。
また、決断を先伸ばしする理由の裏には、
『今は76点。まあまあハッピーだから、急いで決めなくてもいい』という恵まれた現状があります。
もしも『現実21点! まじヤバい』という状況だと、即断しますね(笑)。
『決断するよ、いま決めるよ、はい決まったー!! 来週から魚屋になる!』なんてふうに、コンマ3秒で決められるんです。
ぺぽかぼちゃさんの場合も、『女性性のゆたかさ』と『罪悪感』『幸福』が混在したハイブリッド型で、仕事をやめる決断がしにくいんじゃないかなと、私は思います。
②『罪悪感』で決めた仕事にはネガティブなイメージがつきやすい
では、ぺぽかぼちゃさんの『罪悪感』はどこから来ているのでしょう。
ご相談文から推察するのは『お母さま』ですね。
もともと
>母親に厳しくされて無価値感を抱き、転校先になじめなかった
>変な自分でごめんなさいという罪悪感を抱いた
とあるように、子どもの頃から無価値感と罪悪感をもってこられた。
これを打ち消すために、がんばり続けてきたんですね。
>自分を追い込んで勉強していい大学に入れた
>が、母に「あなたは人付き合いが苦手だからサラリーマンなんか無理」と言われたことが、今思えばきっかけで、新卒から会社に就職
ぺぽかぼちゃさんには『他人に仕事を決められた感』があったのかもしれないですね。
他人軸で仕事を決めると、仕事に対するコミットメント(覚悟)ができにくいです。
仕事に対するアプローチは自然と『受け身』であり『依存的』になりがち。
だから
>仕事はずっと「やらなければいけないこと」「辛くて当たり前」
>出世や評価といった他人軸以外の自分軸がまったくない
になります。
同時に強い女性性と連動して、思考的な『男性性』もしっかりと立ち上がってきます。
>ダメな自分はもっとがんばらなくてはいけない、苦手なことをがんばらなくてはいけない
>自分を鍛えるために苦手なことを選び続けてきた
……みごとな武士道ですね。
より厳しい道を求めて突き進んできたわけですね、ぺぽかぼちゃさん。
ですが永遠に頑張り続けることはできません。限界が来るのも当然です。
とくに行動の動機が『罪悪感』の場合、がんばってもがんばっても満足感や達成感は、ごくごくわずか。
なぜなら罪悪感とは、『自分は罰を受ける悪い存在である』と思っているものだからです。
罪悪感が大きな人は、どれだけ褒められても評価されても、自分の受けるべき罰のほうが、つねに大きいと感じているのです。
>自分のやりたくないことをやらなくてはいけないと呪いをかけていた
ことになるんじゃないかなと思うんですよ。
ぺぽかぼちゃさん。長い間、大変でしたね……。
③辞められるマインドづくりは『がんばらない自分→罪悪感』のルートを消すことから
では、ぺぽかぼちゃさんが『辞める』マインドをどうやって作るか。
『退職』という行動を邪魔しているのが『罪悪感』ならば、罪悪感の根底から打破することが一番です。
ここは思いきって、お母さまからの影響を見なおしてみましょう。
幼いころから、厳しいお母さまのもと武士道を爆走するエリートとして育ち、そのままハードワークへ突入したぺぽかぼちゃさん。
非常に大変だったとは思いますが、厳しいお母さまと過ごしてこられたからこそ能力が開花し、仕事でも評価され、出世されてきたのだと思います。
これは大きなメリットですね。
デメリットは
『がんばらない私は評価されない』という信念を持つようになってしまったことでしょう。
きっと小さいぺぽかぼちゃさんは、お母さまに褒めてもらいたくて、うんとがんばってきたのでしょう。
ここまで来るのに、どれほどの罪悪感に耐えて勉強や仕事をなさってきたのでしょうね。
ぺぽかぼちゃさんの忍耐力と器の大きさに、驚くばかりです。
しかし、今は限界にきていらっしゃるようなので、
>内省とやりたいことをやる
を続けながら、『がんばらない私』に許可を出す=罪悪感を消していきましょう。
がんばらないには、アファメーションが効果的だと思います。
『私はここにいるだけで価値がある
私は私のやれることをやる、やりたいことだけをやる
私は私自身であるだけで、幸せになる』
こうやって自己価値を感じ、『がんばらない自分』をゆるしていくと、生きていくのがぐっと楽になります。
無理を積み重ねなくてもいいからです。
すると、ゆとりができます。
このゆとりが趣味や仕事以外の世界へ向かう力になります。選択肢がどんどん広がっていくでしょう。
今の仕事をやめてもいいし、やめなくてもいいと思うかもしれません。
ライフワークが見つかる可能性も高いですし、第三子もおだやかに待つことができるでしょう。
まずは、ご自分に『がんばらない許可』を出してみてください。
ぺぽかぼちゃさんにおだやかな毎日が来るよう、願っております。
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ユルユル系カウンセラー、ミハルです。
地の果てまで、徹底的にアナタの味方をいたします。