私の毎日〜愛する人と共に〜

私の毎日〜愛する人と共に〜

何気なく流れていってしまう日々…愛おしい時を感じ、積み重ねるべく、ここに記していきたいと思います。
3まわり年齢差のパートナーQさんとの日常、旅、ピアノのことなど。
追記) 2015年12月にQさんを看取りました。姿の見えないQ さんに日々語りかけています。

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HELP EVER AREANA TOUR



行く前そわそわ、行ってどっぷり、放心状態で帰宅した。

ずっと、生で聴きたかった、見たかった藤井風さん。

1年半前、ラジオから流れた「優しさ」に完全にもっていかれた。
忘れられないイントロ、第一声。
車を運転していたので、路肩に停めて真剣に聴いた。
ドラマティックな曲調に乗せて歌詞が突き刺さり、涙が溢れたのを覚えている。


その日から、私の生活に風くんの音楽は欠かせないものになった。



コロナ禍もあったので、コンサートから足が遠のいたけれど…
聴きたかった音楽に身も心も委ねられる幸せを久しぶりに体感。


風くん曰く「大人っぽい、しっとりした感じ」の会場の空気で始まったけれど、風くんのトークとアップテンポなナンバー(きらりで完全に乗せた!)でやっぱり総立ち。そうなるよね。


大好きな「帰ろう」では、Qさんやお盆に他界した友人を想い、ほろり。
「青春病」では自分の青春時代の思い出も便乗させて野ざらしダンスを踊り、
「燃えよ」で拳振り上げてパワーをもらった。


声は出せなかったけれど、みんなマスクの中で歌って、思いっきり手を振って…風くんのパフォーマンスに合わせて、ひらひらしている無数の掌がとてもきれいだった。



「良いことも悪いことも執着しない、執着しないで今この瞬間を生きる」
「ありあまるものをすでに持っていることを知る」
岡山弁のほんわかした口調で語るその言葉のひとつひとつが、なんて素敵なんだろう。



今日は最終日。
配信でも楽しみます。引き続き沼です。





昨今のコンサート、電子チケットが主流なのでしょうけれど、嬉しい日を形に残したくて紙チケット(^^)♡







あの不安と喧騒の日々はなんだったのだろう。
感染者がぐんと減り、街中に賑わいが戻ってきて、クリスマスの飾り付けなんかも始まった。
久しぶりに心が浮き立つような景色を眺めて、やっと一息ついている。


コロナが始まってから、自分でも気をつけて遠出を自粛していた。
まだまだ油断禁物だけど、落ち着いている今ならいいかな。



行き先は、コロナ禍を機に移住した友人の住む軽井沢。



履いていたブーツが浮いていた暖かい東京発、軽井沢到着の時には気温9度。
冬の装いがしっくりと馴染み、今季初のダウンジャケットにブーツでたくさん歩いた。


贅沢にも毎日の散歩コースになっているという「ザ⭐︎軽井沢」なエリアを友人のスマートな案内で廻る。
リクエストしていた場所に次々と連れて行ってもらい、1日に20,000歩越え…近年、こんなに歩くことなかったよ。


移住して1年。
夫婦揃ってツヤツヤパンパンの笑顔(食べ物が美味しくて、2人とも史上最高の体重を更新中だとか)で、

新しい生活を存分に楽しんでいる様子が伺えて嬉しかった。


『お客さんが全然来ないから、mちゃんが来てくれると聞いて2人で張り切っちゃった。疲れてない? また遊びにおいでね』
 
…あぁ、ありがたいなぁ。
心遣いがじんわりと沁みる。
友人夫妻のあったかーいおもてなしに感謝。


今度はマスクなしで会えるといいね。

それまでお互いに元気でいましょう。




🔖旅の栞
・追分宿(油屋旅館)
・星野エリア(石の教会、軽井沢高原教会、ハルニレテラス)
・旧軽井沢
・雲場池周辺(別荘地散策)
・万平ホテル周辺(ユニオンチャーチ、ショーハウス記念館、室生犀星記念館)




BSで京都の五山の送り火を観ている。


今年もいつのまにか夏が始まった。

そしてまた夏が終わる。




盆の入りの前日、親友があの世に旅立った。

お盆の間、雨が降り続いた。

じっと家にいながら彼女を想い、雨を眺め続けた。
涙雨。


15歳の時に出会い、それからずっと友情を育んできた。
青春を共にし、輝いていた思い出を携えて去ってしまった。



五山送り火を観ながら、だけどまだ送りたくなく、彼女の名前を呼ぶ。



和ちゃん


みんなに愛されたかわいい人だった。