行く前そわそわ、行ってどっぷり、放心状態で帰宅した。
ずっと、生で聴きたかった、見たかった藤井風さん。
1年半前、ラジオから流れた「優しさ」に完全にもっていかれた。
忘れられないイントロ、第一声。
車を運転していたので、路肩に停めて真剣に聴いた。
ドラマティックな曲調に乗せて歌詞が突き刺さり、涙が溢れたのを覚えている。
その日から、私の生活に風くんの音楽は欠かせないものになった。
コロナ禍もあったので、コンサートから足が遠のいたけれど…
聴きたかった音楽に身も心も委ねられる幸せを久しぶりに体感。
風くん曰く「大人っぽい、しっとりした感じ」の会場の空気で始まったけれど、風くんのトークとアップテンポなナンバー(きらりで完全に乗せた!)でやっぱり総立ち。そうなるよね。
大好きな「帰ろう」では、Qさんやお盆に他界した友人を想い、ほろり。
「青春病」では自分の青春時代の思い出も便乗させて野ざらしダンスを踊り、
「燃えよ」で拳振り上げてパワーをもらった。
声は出せなかったけれど、みんなマスクの中で歌って、思いっきり手を振って…風くんのパフォーマンスに合わせて、ひらひらしている無数の掌がとてもきれいだった。
「良いことも悪いことも執着しない、執着しないで今この瞬間を生きる」
「ありあまるものをすでに持っていることを知る」
岡山弁のほんわかした口調で語るその言葉のひとつひとつが、なんて素敵なんだろう。
今日は最終日。
配信でも楽しみます。引き続き沼です。
昨今のコンサート、電子チケットが主流なのでしょうけれど、嬉しい日を形に残したくて紙チケット(^^)♡