「消費税増税」について、連載の第2回目です。
「正念場の消費税問題」第2回
消費税問題①で述べた山田方谷は一方で殖産興業に尽力し、
田畑の開墾や鍬や鋤の金属製品を地元で獲れる鉄で製造させ、
民の収入の拡大に大いに指導力を発揮しました。
また、只々倹約倹約とですと経済に活力が生まれません。
まして俸禄(給料)を減らされた人達の財布の紐は嫌が上にも固くなります。
彼は経済の拡大再生産の重要性を知っていたのでしょう。
色々な生産活動に挑戦し、民を富ませ、経済が回るように仕組んだのです。
この様な真摯な指導者ですから部下達も農民町民も山田方谷を信頼、
尊敬し、彼の決定した政策に喜んで協力したのです。
<最終回へ続く>