おはようございます。

昨日のブログで
「次亜塩素酸ナトリウム」
について書いたら

「なんでゴマにこれを
使ってはいけないの?」

という質問が来ました。

調べたらこんな理由だったなんて。

興味深いの理由でした。



これは弊社が売っている
「次亜塩素酸ナトリウム」
これのパッケージ。

確かに 
「食品添加物 注 ゴマには使用不可」 
となっています。

ゴマには特殊な酸を持っていて
それがこの塩素に触れると

強烈に反応

有害なガスを発生する
じゃないかな。

と勝手に想像してました。

ところが、事実はかなり
違ってました。




昔からゴマは白い方が高級品で
流通しているそうです。

生産者は少しでも白くして
ゴマを出荷をしたい。

そこで、次亜塩素酸ナトリウムを
使って漂白する。

漂白によって白くなった
ゴマを出荷する。

といった悪質な業者が
出てきたそうです。

ここからは都市伝説的な話で、
黒ゴマまで塩素で漂白して
白ゴマとして流通した。

なんて話まで出てきたそうです。

まさに食品偽装の元祖のような話。

これが他の野菜や高級品に
反映したらいけない。

というわけでゴマに
塩素を使ってはいけない。

となったそうです。





恐るべし次亜塩の漂白力。

ところで、こんなに強力な漂白剤なら
クリーニング屋さんも沢山使うんじゃないの?

確かに沢山使うクリーニングもあります。

おしぼりなどの濡れた状態で流通する品物は
塩素を残留させなければいけません。

または、白衣のクリーニングをされている
所では殺菌効果が必要な所も多く使います。

こういった殺菌を目的とした用途が多いです。

それだけ除菌効果の高い薬品でもあります。

なので菌が原因のシミの代表のカビ。

これにはこの次亜塩素酸ナトリウムが
効果を発揮します。

おしぼり

おしめ

シーツ

濡れた状態で流通するものには

カビが発生しやすい。

なのでそのときはこれを使ってシミを
取り除きます。







しかし、普段利用するクリーニング屋さんでは
この次亜塩素酸ナトリウムを使いません。

お店によってはこの薬品を持たない
というところもあります。

なぜか?

実は次亜塩は強力に漂白するため、
間違って色柄まで漂白することがあります。

更には繊維を溶かして穴を
開けることまであります。

というわけで効果より弊害の多い薬品。

なので工場には在庫しないように
しています。

家庭向けにも 
「ハイター」 
とう商品名で次亜塩素酸ナトリウムが
販売されています。

またはカビ取り剤としても使われます。

カビとりなどで濃い濃度の液が
衣類につくことがあります。

そうすると衣類の色が変色したり、
場合によっては穴が開きます。

カビ取り剤などの塩素系を使って
掃除する時は色が抜けても良いもの。

穴が開いても良いものを着て
作業して下さいね。



でもカビ臭い。

そんなことってありますよね。

そんなときにはこれを使ってはどうでしょうか?

シューバスター 快適生活空間スプレー (300ml)/恵美須薬品化工株式会社
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二酸化塩素が主成分の消臭剤です。

塩素効果で菌を除去します。

ただし、色柄ものには十分注意が必要です。







絶対にお気に入りの

ネイビーシャツでカビ取りなんて
止めて下さいね。

必ず色が変色します。

普通の洗濯でもネイビーはだんだん色が薄くなる。

そのネイビーシャツ専用の洗剤がこれ。

 

 

 

 

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