黒子のバスケlove♡ -4ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

73話 「デート!!?」



「・・・しょうがない。ほら、手!」

グッと手を突き出してくる。

「え・・」

「繋がないとダメなんだろ、俺は構わないし」

しぶしぶ手をつなぐ。

・・・あったかい

カップルだらけだが、自然と視線が集まる。

隣を歩くのはハーフで青い目をした美少年だから。

「あとはキスだけか・・。ん!」

今度は顔を近づけてくる。

「おい!貴様には恥じらいはないのか!?」

「日本人は大人しいからね。外国じゃそんなことないよ」

「だからって・・。雰囲気もあったもんじゃない・・」

「雰囲気、か・・」

こいつには一応日本人の血が通っているだろうに。

確かに、欧米とかではいきなり抱き合ったり頬に口をつけたりしているな・・

「何か食べない?」

「そうだな。だが、遊園地となると価格がな・・」

「アイスとかでいいじゃんか」

「栄養を考えろ」

「値段高いんだったら仕方ないだろうが。・・・考えてるよ」

いつもの険悪な状態に。

せっかく芽亜が考えてくれたんだから頑張らないと・・。

「おい、桜井じゃね?」

どこかで声が聞こえた。

「あぁ、山内殺した・・」

嫌だ、嫌だ・・・

「なぁなぁ、お前、桜井ノエルだよな」

「山内のこと忘れてはないだろうな」

俯いて震えるしかない。

それを察したルークが、

「あの、きっと人違いですよ」

「いや、間違いねぇ!」

「だって、俺が横にいるから」

・・・・どういうことだ?

「そ、そうだよな。」

「アイツにこんな彼氏できないよな・・」

そそくさと遠のいていく影。

ただ怖くて、目に涙が溜まる。

「あいつら、なんな・・」

言葉が途切れた。

いつも偉そうでドSっぽく振舞うムカつく奴が涙を流している。

「・・・ばーか。ご飯どころじゃねぇや」

言葉は日溜、時に刃。

傷つけることもあれば、癒すことさえできるもの。

本心は・・・