黒子のバスケlove♡ -3ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

「落ち着いた?」

「・・・すまない」

取り乱してしまった。この僕が・・

「ま、嫌な過去くらい誰にもあるしさ。気を取り直して遊ぼうよ」

「あぁ・・」

手を引かれて立ち上がる。

温かい感触がまた訪れる。

「・・・俺が準太くんみたいに力強かったら、・・・守れたのかな」

準太・・?

そういえば、随分前に二人で出かけたな・・。

「俺が守ってやる。しゃーなしだけどな!」

握る手の力が強くなる。

それと同時に鼓動が高鳴る。

「ついてこいよ。・・・ノエル」

「馬鹿を言え・・」

わざとそっぽを向く。

内心はバクバクだ。

今なら何を言われても心臓がキュッとなりそう・・

「僕がついていくんじゃない・・。僕についてくるんだ・・」

「いつもと変わんねぇじゃん。まぁいいや・・」




日も暮れてきたところで、夕焼けをバックに恋人達はさらに盛り上がっていた。

「けんちゃんっ!」

「まみちゃん・・・」

真横でキスをされる始末だ。

そろそろ時間だし、とっとと観覧車に乗って帰らないとな・・

「暗くなってきたし、観覧車乗らないか?」

「あ、うん。いいよ」

なぜかあまり客がいなかったおかげで、観覧車にはすぐに乗れた。

遠くから見ても中学生にしか見えない2人は、どこへ行っても微妙な顔をされる。

「すごい・・。観覧車初めて乗った・・!」

目を輝かせて景色を眺めるルークを見ると、微笑ましくなる。

「高いところは平気なのか?」

「うん。よく屋根の上にいたからね」

僕は正直、高いところは・・・

「怖いの?」

「少し・・」

「ふーん・・」

すると急に立ち上がり、軽くジャンプをする。

ガタガタと揺れ、怖いどころではなくなった。

「うわあぁっ!!なっ・・何をするんだ!!」

「ガチで怖いんじゃん!」

あははっ、と笑われる。

「本当に怖いんだからな・・」

「じゃぁ、目ぇつぶれば?」

言われた通りに目を閉じる。それでも怖いのは変わらないが。

すると、何かを感じた。

唇に何か当たっている。

思わず目を開けると、青い目が近くにいた。

「ふむっ!?」

「ごちそうさま~」

「貴様っ・・!!」

混乱しきった頭で立ち上がる。

立ち上がった衝撃でユラユラと揺れることなんて気にしなかった。

「すっ・・・好きでもない僕にそんな軽々しく・・。初めてのは大切なんだぞ!!」

「俺のこと・・・嫌い?」

「そんな目で見るなっ!とにかく!!・・・嫌いじゃない、けど・・」

顔が赤く染まるのがわかる。

自分でも何を言っているのかわからない。

「じゃぁ好き?」

「・・・嫌いじゃないと言ってるだろ・・」

「うん・・・!」

全く、コイツの笑顔は向日葵みたいだ・・

「今度はノエルからしてきてよ」

「・・・仕方ない」

そっと重ねる。

恥ずかしくて目を閉じる。

「・・・!!?」

なんとなくでしか状況が掴めない。

頭が白くなりそうな・・

「し・・舌はまだ早いだろうが!!」

「そうなの?」

可愛い顔して何を考えてるんだ・・!?

「修真くんレベルまでは遠慮・・。いや、修真くんレベル超えてやる!よろしくな、ノエル!」

「・・・わかった」

観覧車も下に降りる頃、僕たちは幸せそうに笑った。