黒子のバスケlove♡ -26ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

69話 「新たな時代を」




息を整えて、舞台に足を運ぶ。

「芽亜ちゃあああああん!!!」
「ももかあああああ!!!」
「きたああああああっっ!!!」

しょ、初っ端からどデカイ歓声が・・!?

「こんにちは!交流部です!!」

雄叫びに近い歓声が鳴り止まない。

かなり人気あるんだな、こいつら・・

「この部、今年の春に作ったものでして、あんまり活動してないですが、

今日はがんばりますんで!!聞いてくださいっ!!」

「うおおおおおおおおっ!!!」
「芽亜ちゃんんん!!!!」
「ノエル様ああああああ!!!!」

「『レンアイQ!!』」

御剣のほぼ正確なドラムが音を出す。

それと同時に美高に桃香ちゃん、桜井と修真が入っていく。

客の声援はさらに激しさを増す。

「━━━━アイツは鈍感なの 何ひとつわかってくれない

 なんでスキなのかはフシギ だけど

 ココロにシャウトが走ったみたいにね」

透き通る声がマイクを通して体育館全体に広がっていく。

「━━━━レンアイ本には強気なコト書いてある

 まぁポジティブなコトね 

 人ごと書いてんのまるわかり だかんね!」

木田がせっせと頑張って作詞作曲したこの曲。

どんな思いが入ってんだろうか・・・

「━━━━ウラナイ信じてたのに当たらない

 テキトーなのわかってるから!

これはゼッタイ大モンダイ!?

ミカイケツのままでおわりたくない!」

なんとなく視線が左の壁に寄った。

5年前のルーク君がいた場所だ。

誰かがもたれかかっている。

いや、もたれかかるにはいいんだけど、あの人は・・・

暗がりでよく見えない。

だが、俺にはわかる。

━━━━千夏ちゃん?

面影があるだけだが、・・・・まさか、な・・・

「━━━━好きを伝えるのに ジカンかかるだろうけど

 今はがんばるから ふりむいてね ゼッタイ!!」

曲もラストだっ・・・!!

「━━━━キミのコトでいっぱいなんだからぁっ!!」

感極まっているのか、終わり方がいつもと違っていた。

歓声が耳に、脳に入って響く。

「みんなありがとおぉっ!!」

体育館中の空気が振動している感じだ。

出られてよかったな、木田・・・




「お疲れ様っ!!」

豪快にオレンジジュースを飲みまくる木田が満面の笑みで床に転がる。

「私、もうダメ~」

続いて桃香ちゃんも床に転がる。

今から夕方の部が始まる。主に食べ物系だろうか。

午前の部に開いた店は全部閉めている。

で、俺らは教室に誰もいないことをいいことにくつろいでいる。

他の奴らは遊びに行くなり帰ったのだろうか。

「全く、かなり体力をつかうな・・・」

桜井が呟く。

「師匠、MCもバッチリでしたよ!!」

「ありがと・・。」

歌ってベース弾いて、MC・・・

大したもんだな。

「そういえば、クレアちゃんと京佑のお化け屋敷って夕方の部よね」

まさか・・・

「よしっ!みんなで乗り込むわよ!!」

やっぱり・・・・!!

〔体力が底をつきました〕

皇がメモ用紙をぴらぴらさせる。

「えー。じゃあ、準太!」

「なんだよ」

「つ、ついて来なさいよ!」

はぃ?

「なんで俺?」

「か、かか勘違いしないでよっ!?・・・・いいから来なさいよ」

ツンデレか!?ツンデレなのかっ!?

「行かないと芽亜なら殴りかねないですよ~」

桃香ちゃん、笑顔でそんなこと言うなよ!

とにかく・・

「しゃーねぇな。・・・行ってやる」

「・・・・うん」