黒子のバスケlove♡ -19ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

72話 「始動開始」



なんか廊下が騒がしいな。

何かあったのか?

教室の扉が勢いよく開かれる。

春宮セツ・・・!

「暴力キング、ちょっと来い」

「無理」

文化祭の疲れが残っている。こんな状況じゃケンカも無理だな。

「早く来い」

「無理だっての」

ホントに白い顔だな。死んでそうだ、こりゃ。

西のサイボーグかなんか知らんが、生粋の迷惑キャラだな。

ドスッと机に包丁が刺さる。

「いつも持ってるのか?」

「関係ない」

春宮の手には片手ずつ
包丁が2本。

おいおい、四刀流か?死ぬな。

「・・・・頭いいんだからちょっとはわかれよ。こんな事していいと思うのか?」

「刃物を握ることか?」

「いや、刃物持ってる時点で殺しそうじゃん」

「人を殺す何が悪い」

中二病かよ!

「とにかく消えてもらう」

すっと包丁を構える。

「くだんね・・・」

目にも止まらない早さで目の前に刃があった。

「うぉっ!」

椅子から転げ落ちる。転げ落ちたところにまた刺しに来る。

恐ろしいほど早いのだ。

よけるのが苦しいほどに。

机をガードになんとか包丁2本を使えなくする。

その間も机に刺さった2本の包丁は聞いたことのない音を立てて折れる。

包丁って折れるものなのか?

こっちは武器なしだしコイツに比べりゃ動きは遅い。だとすると・・・

武器持ってやろうじゃないか!!

掃除道具入れからほうきを取り出した。

これを盾にしてやんよ!(?)

駄目になった2本は諦めるかと思ったが、春宮の手には片手ずつ3本包丁が。

増えているだと!?

いったいどこに隠してんだよ!!

「お前っ・・・目的はなんだよ!」

「世界を征服してやる。まずはこの日本からだ。迷惑なゴミは片付けた方がいい。それで調べてここまで来た。この暴君」

頬に刃がかすれ、血が滲む。それを強引に手の甲で拭き取る。

「武器は捨てやがれっ・・・!お前がしたいのは自己中心なお前は上の人間が嫌だから消したいだけだろ?少しは考えろお子様!!」

「ふざけるな」

マジシャンのように両手で包丁を投げる。

くるくると回転し、俺に近づいてくる。

「器用だな・・・」

「全ての人間の上に立つ僕だ。当たり前な事を言うな」

周りを見てみると、教室に残っていた奴らはとうに逃げていた。

当たり前、ねぇ。

気を抜いた瞬間だった。春宮がすぐ前にいる。

腹部に激痛が走ると同時に春宮の腹に膝蹴りをする。

「くっ・・・」

痛すぎて立つのもやっとだ。

あっちはそれなりに痛かったのか、お腹をさすっている。

木田とかは逃げたのか?まぁ、その方がいいけどな。

この学校、どうしてこう放課後ってのが楽しいんだろうな。

楽しい、か・・・

フツフツと体の底から何かが這い登ってくる気がした。

暴力の王様が・・・