黒子のバスケlove♡ -17ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

皇、私、信吾が横一列に並んでトボトボ廊下を歩いていく。

「し、信吾?そろそろ機嫌直そうよ・・・」

「・・別に」

こんなに根に持つタイプだっけ。

〔何があったのかは分からないけど、信吾、機嫌悪いの?〕

皇がメモ用紙をピラピラ揺らす。

うん、と頷いてみる。

〔今はすねてる場合じゃないよ?〕

今度は信吾にメモ用紙を見せる。

「もうほっといて」

〔ダメ。ほっとけない〕

「・・・お節介」

ぼそっと呟いた。

その瞬間、皇の目の色が変わった気がした。

〔君は高校生でしょ〕

無表情の皇の顔が緩む。

その表情は怒っているのだろうか。いつもワンパターンすぎて掴めない。

〔医学の本...いいじゃない。きっと将来役に立つよ。何を調べてたのかは大体わかった〕

また無表情に戻る。

〔それで色々言われるなら教えてあげる〕

これはどういう意味なのかな・・・

すると皇は信吾の肩を掴んで床に叩きつける。

「痛っ・・・!」

「ちょ、皇!?」

床に倒れ込む信吾に口付けをする。

「ふむっ!?」

苦しいのか、信吾の顔は赤くなる。

「苦しっ・・・皇ちゃんやめてっ・・」

「ちゃんと教えてあげるから緊張しないで」

皇が声を出してる・・!?

凛とした声。鈴虫のように綺麗な声だ。

「桃香ちゃんに痛みをおわせたくないなら、どれだけ痛いのか私で試して見ればいい」

「で、でも・・・」

信吾の顔は恐怖でいっぱいだ。

「私をここで練習の道具として使えば、桃香ちゃんはそれほど痛くないはず。」

皇、それはやめようよ!

「初めてが私で悪いけど、体型もほぼ同じ。そっちも初めてを捧げる代わりに、私を道具にすればいい」

「そんなんする訳ないだろっ!!あんた女だろっ!!」

「だったら何か?」

「僕はっ・・・桃香だけなんだ!!」

おぉっ、すごい愛の告白・・!!

〔目が覚めた?意地悪言ってごめんね。もう絶対、とうぶん喋らないから...。〕

皇・・・。

〔君は優しい。最高に優しいよ。だから傷つけたくないのは分かる。けどね、ノエルちゃんの言う通り、必要な痛みもあるんだよ〕

優しい文章に、信吾の目には涙がたまる。

〔わかった?〕

こくりと頷く。

さて、寄り道したけど教室に行こうかな