口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスは、
2つの型(1型と2型)があり、
1型は世界中で37億人(世界人口の67%)
2型は4.9億人(世界人口の13%)
が感染していると言われています。
(2022年WHO)
こんなに沢山の人が感染している
ごくありふれた感染症ですが、
ほとんどの人が無症状です。
しかしながら、症状が出ると、
痛みや水疱をひきおこし、
生活を阻害するトラブルメーカーでもあるのです
再発性口唇ヘルペス患者さんは、
66%の方が日常生活の広い範囲でのガマンや節制などの支障が生じている
というデータもあります。
(2022年インターネット調査)
単純ヘルペスウイルスには
増殖抑制作用のある飲み薬があり、
如何に早くこのお薬を使うかが、その後の経過を大きく左右します
けれど、症状があっても受診がすぐできない場合も少なくありません。
そこで、現在は
ヘルペスが出る前の症状(前駆症状:ぴりぴりなど)から内服して頂けるお薬があります!!
ヘルペスが出ていなくても、処方が可能で、
普段から患者さんに携帯いただき、
ヘルペスが出そうになったら
ご自身の判断で内服して頂ける治療
Patient intiated therapy(PIT)
と言います。
これまでは2回飲む必要があったところ、
1回の内服ですむお薬も保険適応になりました
再発する口唇ヘルペスのお薬は、症状がなくても処方できます!
繰り返すヘルペスでお悩みの方は
是非ご相談ください
身原皮ふ科・形成外科クリニックのHPはこちら→https://www.mihara-cln.com/