日焼け止めは夏のみ使用します
という方、とても多いです!
一般的に本州では
7月8月が紫外線のピーク
ですので、
7月8月のみ日焼け止めを塗られる
という方もいらっしゃるでしょう。
紫外線はビタミンDの生合成に必要であり、
悪い面だけではないのですが、
ビタミンDの生合成に必要な量の紫外線は
知らず知らずのうちに浴びる紫外線量であり、
食物からも摂ることができます。。
ですので、あえて紫外線を浴びることは
悪い面の方が圧倒的に多いのです
一時に大量の紫外線を浴びれば
やけどの状態になりえますし、
慢性的に少しずつ浴びた場合では
光老化の原因となり、シミ、シワ、皮膚の良性・悪性の腫瘍(=皮膚がん)として
加齢とともに現れてきます。
最近では飲む日焼け止めも販売されていますが、
これらの成分はシスチン、ビタミンC、βカロテンなどの「抗酸化剤」、
つまり「焼けてしまった後のダメージを修復するもの」
SPF値に換算すると1.5~2前後と低いので、
SPF15が必要とされる日常生活での紫外線防御にも
単体では不十分で 日焼け止めの併用が必要です。
紫外線防御には
サンスクリーン剤(日焼け止め)とBBクリームの重ねづけ
+
物理的遮蔽(=日傘や長袖、帽子やサングラスなど)
が一番
え
秋冬も日傘!?
さすがにワタクシもそこまで致しません
衣服で覆われる部位も多くなりますしね
ですが、秋冬も手袋はかかさず、
屋外で活動する際には露出をなるべくさけ、
露出する部位には日焼け止めを塗っています。
アウトドア活動の際は、帽子やサングラスも使用します。
…サングラスは街中でも必要?
冬の紫外線は太陽が低い位置を通過するため
目に入りやすく、サングラスは冬でもつけるべき、
などの論調も目にします。
しかしながら、紫外線防御だけができればよいわけではございませんよね?
冬に街中でサングラスまではめていると
ちょっと周りの方に引かれてしまうリスクも
周囲の状況をみつつの適切な遮光をお願いしたいです
日焼け止めはSPF値の高いものも出ていますが、
重要なのは塗る量です。
塗り方が少ないと十分な効果が出ないのですが、
実際皆さんが普通に塗る塗り方では
必要量の3分の2程度しか塗られていない、
というデータもあります。
お顔であれば、
クリームタイプであればパール粒2つ程度
乳液タイプであれば10円玉2枚分
すなわち、
普段つけられるクリームや乳液の倍量が適量であるとされています。
また、日焼け止め単独ですと、
汗で流れたり、顔を触ることでも取れたりしますので、
その際には「塗りなおし」が必要です
秋冬も紫外線対策は必須
- サンスクリーン剤(日焼け止め)の適切な使用
- TPOに応じて衣服や帽子、サングラスなどでの遮光も追加
ですよ〜!!
すでに日に焼け、
シミ&タルミの生じてしまったお肌はどうにか対処できるのでしょうか
化粧品の効果は残念ながら表皮(肌の表面)まで…
肌の奥=真皮に働きかけることができるのは医療行為のみ
です
当院の美容皮膚科では
真皮に働きかける治療を各種ご用意しています
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身原皮ふ科・形成外科クリニック