今日は、
皆さまにご興味をお持ちの
皮膚の老化
についてお話します。
とてもイヤな話ですが、
どなたにとっても関心の深い話題ですよね
まず老化は
内因性と外因性に
分けられます。
そして、
年齢・遺伝などの内因性要因は少なく、
紫外線・タバコなどの外因性要因が大部分を占める
と言われています。
内因性=加齢による自然な老化
年を経ることで起こる老化は
遺伝的にプログラムされた老化で
避けることは難しいものになります。
よく聞く「年だから〜」
の、それに当たります。
皮膚の外側(表皮)の目に見える変化
- 浅いシワが増える
- 皮膚が乾燥して薄くなる
- 新陳代謝が悪くなる →くすみが生じる
皮膚の厚みは、30歳から80歳の間に、10~50%も!薄くなってしまいます。
通常28日周期で肌が新しいものに入れ替わるのに対し、老人のターンオーバー周期は40~60日となってしまいます。
一方、
皮膚の深い部分(真皮・皮下)での変化
- シワ、弾力低下
- 真皮コラーゲンの合成減少・質の変化
- 真皮の血管が減る →血の巡りが悪くなる
- 毛穴や脂腺、汗腺などの萎縮 →皮膚の乾燥
- 皮下の脂肪組織が減少し、シワやタルミを生じる。
これらの変化は、個人差こそあるものの
年を取るに従って避けられないものです。
が、
たかだか2割あるかないかです!!
「年だからしょうがない」
と片付けてしまえるでしょうか?
いつまでも若々しくあるためには
どうすればよいでしょうか?
老化は内因性と外因性に分けられる
と最初にお話しましたが、
老化の原因の大部分を占める外因性老化は生活習慣などである程度コントロールすることが可能
なのです
いつまでも若々しくあるためには
コントロールできる
外因性老化を防ぐ
ことが重要です
外因性老化の要因
としては、
- 紫外線障害=光老化
- 環境汚染
- 厳しい気候
- 喫煙
が、主な原因です。
環境汚染や気候のコントロールは難しいのですが、
紫外線や喫煙は
個人レベルでコントロールが可能なことですよね!?
タバコは美容の敵
というのは皆さまもう十分認識されているのではないでしょうか?
そして
紫外線
これからの季節、
お出かけや旅行も増え、
紫外線量も多くなります
紫外線による光老化の特徴
- 色の変化(黄色や茶色の肌になる)
- 表面がざらざらする
- 血管が拡張する
- ツヤがなくなる
- 厚く硬い皮膚になり、弾力がなくなる
- シワが増加し深くなる
…書いていてイヤになります
見た目の問題も大切ですが、
光老化のすすんだ肌は皮膚がんの発生母地となる
のです
老人性のイボ(脂漏性角化症)といわれる良性のものならまだしも、
日光角化症などの上皮内がん(早期がん)や
有棘細胞癌や基底細胞癌などといった、本格的な皮膚ガン発生のリスクともなりうるのです
それでは、
光老化へ対策
はどうすれば良いのでしょうか?
まず一番有効な対策は
紫外線に当たりすぎないこと
…
…
当たり前ですが
一切紫外線に当たらないのは健康にも悪く、
社会生活をする上でも実際的ではありませんからね
では、日常生活で浴びる紫外線に対し、
実効性があって有効な対策は、
まずとにかく
- 衣服や帽子、サングラスなどでの遮光
- サンスクリーン剤(日焼け止め)の適切な使用
でしたね!
これに併用するという条件付きで、
飲む日焼け止めも有効なのでした。
しかしながら…
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