子宮頸がんワクチン
小学校6年生から高校1年生相当の年齢の女性は
公費で(自己負担なく)接種を受けて頂くことができます。
また平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。
日本における定期接種の実施率は
わずか16.6%以下というデータがあります。(2022年)
現在子宮頸がんワクチンは約130か国以上で承認され
約110か国で公費による接種プログラムが実施されているそうです。
また北欧の国を中心に
子宮頸がんの前がん病変や進行したがんが減少していると報告されています。
一方世界31か国(アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、クエート、南米など)で
子宮頸がんにかかる率(罹患率)、死亡率のデータが2021年に公表されています、
これによると、罹患率、死亡率ともに有意な増大傾向が見られた国が一つだけあります。
日本です
子宮頚がんワクチンは
2017年のWHOによるレビューでも
有害事象や医学的に問題となる状態、慢性疾患の発症および死亡に関して
ワクチンを受けた人と受けていない人で差がないということが確認されています。
WHOは日本に対して
“”spurious(出まかせの)症例報告や何の裏付けもない主張がまかり通った結果、
日本では子宮頸がんの死亡数が増えている“
と名指しで非難しています
子宮頸がんの大多数は
ワクチンで防ぐことができます
4月からは新しいワクチンも公費適応になります
対象年齢の方は
この機会に是非ご検討ください
娘さんにもオススメください
…ちなみに、うちの娘は二人とも
定期接種期間に済ませております
子宮頸がんワクチンは当院で受けて頂くことが可能です。
皮膚のトラブルはお早めに身原皮ふ科・形成外科クリニックにご相談ください
不明な点はお電話、メールででもお気軽に問い合わせてください
身原皮ふ科・形成外科クリニック
広島 ニキビ ほくろ アトピー 女医 シミ