今日はアトピー性皮膚炎のニュースを一つニコニコ

 

塗り薬やかゆみ止めの飲み薬などの治療でなかなかよくならないアトピー性皮膚炎に対して

 

新しい飲み薬が保険適応になりました。

 

 

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これまで良くなりにくいアトピー性皮膚炎には、

 

 

1.免疫抑制剤の飲み薬 シクロスポリン

:主にT細胞という免疫細胞の働きを抑えます。

 

 

2.生物学的製剤の注射剤 デュピルマブ

: IL-4,IL-13という物質の働きを抑えます。

 

の2剤が保険適応があり、

 

当院でもひどいアトピーでお悩みの患者さんには

 

患者さんの病状に合わせて

 

ご説明をした上で処方しています。

 

これらのお薬は効果も高く

 

患者さんのお悩みを大幅に軽減するものではあるのですが、

 

以下のような欠点がありました。

 

 

1.免疫抑制剤の飲み薬 シクロスポリン

 

定期的な血液検査が必要

原則3カ月までしか飲めない

長くのむと血圧が上がったり腎機能に影響する可能性がある

 

 

2.生物学的製剤の注射剤 デュピルマブ

 

定期的な注射が必要

 

2.のデュピルマブはあまり大きな副作用はこれまで報告されておらず、効果も高くて

 

使いやすいお薬なのですが、やはり注射剤であるという欠点があります。

 

 

そこに新しい

 

JAK阻害剤

という飲み薬が保険適応になりました。

 

JAK阻害剤

の塗り薬はもうアトピー性皮膚炎で使えるようになっています↓

 

アトピー性皮膚炎 治療⑦ 新しいぬり薬 | 広島 八丁堀の身原皮ふ科 形成外科クリニック院長・身原京美のブログ (ameblo.jp)

 

 

この飲み薬はどなたにでも出せるわけではなく、

 

飲んで頂く前に血液やレントゲンの検査も必要ですが、

 

治りにくいアトピー性皮膚炎に

 

また一つ選択肢が増えましたニコニコ

 

 

 

 



 

皮膚のトラブルはお早めに身原皮ふ科・形成外科クリニックにご相談ください!!

不明な点はお電話、メールででもお気軽に問い合わせてくださいおねがい

 

 

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