広島市八丁堀で身原皮ふ科・形成外科クリニックをしている身原京美です。
 
ニキビ治療は、

①毛穴のつまりから改善すること→今あるニキビだけでなく、新しくニキビが出来ることも防ぐ。

②炎症を抑えること→ニキビが酷くなるのを防ぎ、〝あと〟が残らないようにする

の2点が重要です。

 

今日は

①毛穴のつまりの改善

についてお話します。

 

これにはいろいろな方法がありますが、まず洗顔が重要です。

ニキビ肌用の洗顔料を用いて、皮脂や古い角質、ほこりなどを落とします。

 

 

STEP1

洗顔料を手に取って、泡立てます。泡立てネットを使ってもよいでしょう。

STEP2

Tゾーンなど皮脂が多い部分を中心に、泡で顔全体を包み込むイメージで、やさしく丁寧に洗います。

STEP3

洗顔料を残さないように水かぬるま湯でしっかりとすすぎ、洗顔料が残りがちな髪の生え際やフェイスラインもよく洗い流します。

STEP4

※マルホ株式会社HPより

 

 

洗顔後は、清潔なやわらかいタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ります。

 

 

ニキビ肌用洗顔料もさまざまですが、性別や年齢によって適するものが違います。

ご自分に合った洗顔料を用いて、肌を優しく洗いましょう。

こすったり、ごしごし洗ったりすると、炎症を悪化させる原因になります。

水分を拭き取る際にも、優しく抑えるように拭き取ることが大切です。

当クリニックでは洗顔料の選択、洗顔法についても指導させて頂いています。

 

ニキビの患者さんにとっては洗顔などスキンケアはとても重要ですが、それだけで改善することが難しい場合が多く、クリニックでは多くの場合おくすりを処方させて頂きます。

実際にはお薬でも改善が難しい患者さんも多くおられ、当クリニックではサリチル酸ピーリングという、医療機関で医師の管理の下でしか施行できないピーリングを受けて頂くことができます(保険の適応外で自費診療になります)。

当院開業以来すでに複数の方に受けて頂き、喜んで頂いています。

 

ぜひ、受診&ご相談ください。

 

 

 

 


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