「型紙をいちから全部

自分で作る講座にしいてる理由は?」

 

 

 

昨日のランチの最中に、

私の講座をよくご存じの方から、そんな質問をうけました。

 

 

 

「表現したいのは、自分の”想い”や”心の原風景”だから。

 

絵は祈りで、絵は自らの言葉。

 

それを一から自分の指先で創り出さないで、

借り物で創る発想がそもそも私にはなかったから

 

私、金工をしてた時も、タガネや槌まで

自分の作品に合う道具は自分で作るところから始めたよ。

 

私にとって、”創る”ってそれが自然なこと なんだと思う。

 

物心ついた頃からずっと、そうやって、

思いはすべて、道具も含め自分で創るのが当たり前だったから。。」

 

 

 

そう答えたら、その方は、に~っこり。

 

 

「林真理子さんの原稿の書き方知ってる?

 彼女はいまだに全部手書きの原稿なんだって!

 

 いまだに、だよ?

 

 字は下手で、編集者さんは解読大変らしいけど(^_^;)、

 それでも手書きなんだって。

 

 林さん曰く

 ”自分の頭の中にあるものを、

  自分の肉体を介して生み出さないってどういうことよ?”って。」

 

 

 

「うんうん、それそれ!!^^

 すっごく共感するーーーー♡」

 

 

そんな会話がありました。^^

 

 

 

「創る」について自分とじっくりと対話してみると、

私にとって「創る」とは、「生みだす」ことなんです。

 

 

できれば、環境ごと、まるっと!

 

 

 

アイデアや想いのように、まだこれから明確な形になる”素”を熟成させる

イメージ力という創造力

 

 そして

 

形に成る前の想いや考えを、自分の指先を介して目の前に現す

クリエイトという創造力

 

 

 

「粉パステルで描く」って、まさにこの

2つの創造力をはぐくむ最強の手段だと思います。

 

 

 

 

それに気づいたのは、

今のようにパステルを毎日触るようになった切っ掛けの日の

翌日のことでした。

 

 

それは「創る」と決めた世界が、

実社会の自分の暮らしを

「決めたこと」に添うって気づいたから。

 

 

 

本当にね、絵を描く手順は

夢を叶える手順、

祈りが神様に届く手順に

 

そっくりなんです。^^

 

 

今ではその順番は、特に、

フラワーパステル画の制作進行時にわかりやすいのですが、

 

 

今を大まかに捉えて、後、細かく観る →イメージする

 → 一本の線が出てくるまで試行錯誤 

  → 一本線に決める → 型紙を作る

 

型紙の設計に入れば 

 → 絵を描くとは一見関係ないような、カッターナイフでの精神集中タイムを経て

  → 着彩

 

着彩時には 

→ 自分の設計の確認&色付けの設計&作業&ワクワクどきどき 

 → 時には落ち込み →訂正 → 観る・観る・観る・考える・観る

  → ひたすらに自分との対話 

  → 形のなかったイメージだけの世界が、目の前に現れる

 

 

 

願いを叶える時ともとても似ていて、

願いを叶えるのは実際に行動をするだけでなく、

そこに、

神様のタイミングを待ってたり。。という要素があること。

 

 

同じように、絵を描く時のこの一連の流れにも、

どれもがすべて、自分の手で行うという

思いっきりアナログな世界で自分を思いっきり「体験」して、

最後に神様の愛の息吹が吹きかかることで思いもよらないギフトが生まれること。

 

 

 

しかも、基本はアナログだからこそ、

 一緒に描いた人だけと分かち合える温かさがある。

 

 

空間の共感、

息づかいの共感、

生の声の響き、

無意識の表情の共感、

描く音も、ちょっとした視線の送り先も、

 

なにもかもがライブだからキャッチボールできる、

リアルだけが持つ魔法があるのが、一緒に描く世界なんですね。

 

 

 

私にとっては、先にそういうリアルな共有があるからこそ、

できるだけあなたの事‥癖や目線やスピードや‥を覚えておいて、

その上での、オンラインのフォローが出来るんですね。

 

 

そして、そんな部分も伝えたいから、

講座後に1ヶ月のフォローを提案しています。

講座の1日だけでは伝えられな事がたっくさんあるんです。

 

 

 

明るい昼間も、

暮れていく夕方も、

そんな空気の色の変化までリアルに共有する、

 

そんなことも「言葉を超えた分かち合い」には本当に大切なこと。

 

 

 

だから、対面講座しか開催していませんし、

そして、講座によっては、

高度な型紙作りをご自分で創ることにチャレンジ

して頂いています。

 

あ、多くは簡単な型紙ですよ^^

 

 

 

そんな一連の作業すべてが、「創る」ということだから。

 

私たちの中に「こんな感じ‥」と雲がわいた瞬間から、

自分の中にある創造のエネルギーは、もう顕現されたくてたまらなくてウズウズしているんですね。

 

だからあとは、その方向へ、一緒に、一歩でも進みたい。

私の仕事は、そのための案内人だと思っています。

 

 

 

たいせつな2つの創造力、

 イマジネーションとクリエーション

 

 

●形のない雲の状態から
 イメージの力で形を創り上げるイマジネーションの力。

●自分の指先をつかって目の前に生み出すクリエーションの力。

 

 

どちらか片方だけでは、私には駄目なんです。

 

 

それは、頑固でちょっと変わり者の私には、

自分の感じる「創造」にはちょっと足りない。

 

 

 

やっぱり私は、

このふたつを両立したパステル画を

伝え続けていきたいなぁと、

 

そんな風に気持ちの整理ができました。

 

 

 

だから

一人ずつ、ほんの少しずつしか伝えられないけれど、

 

こんなアナログな想いと やり方を、

共有して下さるインストラクターさんがいらっしゃれば託したいと思いました。

 

 

そう思った時,

「白の世界を教える講座も開講しよう!」と思ったのでした。

 

 

 

みなさんに【本当の創造の歓び】を伝えたい、

私自身が、そうやって人生を切り開いてきたから。

そんなゆずれない信念のような、そんな思いがあるのでした。

 

 

 

「なぜソコまで?」と問いかけてくれたからこその、この答え。

 

自分の中から引っ張り出して、確認ができて嬉しかったなぁ・・と。^^

 

 

その質問に答えて、私こそ、

自分の信条・信念を確認できました。

 

 

 

Oさん、質問、ありがとう(⌒⌒)

 

 

洗いっぱだと、髪の毛うねうね‥。

 

それを真っ直ぐにするのも、イメージとクリエイト・・・????

 

 

いえいえ、頑張ってくれてるのは、アイロンさん。