いや、すばらしい。
てんちょーが詐欺に遭った6話から話が急激に面白くなってきた本作ですが、最新8話ではなんとSFに宗旨替え。
これがまた興味深いのなんのって。
会社中に飾られた絵画に手書きのスケッチ、大量の展示品とガチャポン。
同じ番組を映してばかりのモニター。
ゲームをいくら制作しても得られない「熱量」。
ドーナツ片手に語られる「想像力」の重要性。
「想像力」は「経験に基づく推論」や「分析」とは違うもの。
それがなければ「心配」もできないし、「創作」だって良いものになりやしない。
では、そもそも「想像力」とは何なのか―――。
哲学的な問いが画面の向こうから投げかけられる30分。
カット割りも凝っていて、制作サイドの意図を汲み取るためには1秒だって見逃せない。
1990年代のアニメって、こういう視聴者の心に語りかけるような話数が結構あったよねえ。
いやはや、実に感慨深いエピソードでした。
守推しとしては、彼が30分でずっぱりなのも見逃せない。
なにせ今季のイチオシ男子なので。
1985年5月発売のPC-9800シリーズを目撃した際のリアクションがおかしいw
阿部さんの熱演も必見。