【アニメ感想】『16bitセンセーション Another Layer』第8話 | 雪花の風、月日の独奏

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いや、すばらしい。

てんちょーが詐欺に遭った6話から話が急激に面白くなってきた本作ですが、最新8話ではなんとSFに宗旨替え。

これがまた興味深いのなんのって。

 

 

 

会社中に飾られた絵画に手書きのスケッチ、大量の展示品とガチャポン。

同じ番組を映してばかりのモニター。

ゲームをいくら制作しても得られない「熱量」。

ドーナツ片手に語られる「想像力」の重要性。

 

「想像力」は「経験に基づく推論」や「分析」とは違うもの。

それがなければ「心配」もできないし、「創作」だって良いものになりやしない。

では、そもそも「想像力」とは何なのか―――。

 

哲学的な問いが画面の向こうから投げかけられる30分。

カット割りも凝っていて、制作サイドの意図を汲み取るためには1秒だって見逃せない。

1990年代のアニメって、こういう視聴者の心に語りかけるような話数が結構あったよねえ。

いやはや、実に感慨深いエピソードでした。

 

 

 

守推しとしては、彼が30分でずっぱりなのも見逃せない。

なにせ今季のイチオシ男子なので。

1985年5月発売のPC-9800シリーズを目撃した際のリアクションがおかしいw

阿部さんの熱演も必見。