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つД`)・゚・。・ ゚゚・
気が付いたら号泣。
気が付いたらプレイ完了。
さすがかずき先生と小梅蓮さんのタッグ。
シナリオが抜群に面白い。
イッキが守りたいのはあくまでもひなと辰也くん。
終盤、辰也くんとひなを「解放」し、辰也くんと電話で会話するイッキの場面で不肖・我輩は嗚咽をこらえなかった。
歳を取って感傷的になったというのもあるれけど、元来こういう友情話に弱いのよね。
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鉄は熱いうちに打ての諺に基づき、さっさか『クリミナルボーダー2nd』の総括をば。
正直なところ、2ndからサクッと反撃に打って出るのかと思いきや、そんなことはなかった。
イッキたちが思いついたのが、一風変わった風俗店の経営。
経営方針、集客方法、出資者集め、虎の子防犯の対策etc etc...かなり丁寧に時間を割いて負債の返済方法について言及していたので、そこがかなり興味深かった。
そもそも未成年が経営する店なのに出資者がつくのか、という最大の疑問は男も女もいけるらしい業が深いドM教師・東海林先生の存在でクリア。
出資と開店に関するシームレスな展開、東海林先生の多大なるバックアップと業の深さ…もとい器の大きさで成り立ってるんだよなあ。
あなどれなーい。
男に見られててもイけるんだよなあ。
あなどれなーい(遠い目
ただし、敵はヤのつくご職業の方々。
主人公たちが学生であるという経験の差や敵の勢力図の顕在化に加え、事態がどんどん悪化しているので、主人公たちが後手に回っていて、中盤はちょっともどかしさが勝った。
琴子も吹っ切るまでは結構煮え切らないので、終盤まで忍耐が必要。
あ、1stみたいなヒロインとのキャッキャうふふなデートはないよ!
ついでに選択肢も一個たりともなかったよ!
ゲームとしてのアドベンチャー性放棄だよ、やったね!
ジャンルとしては定着しなかったけど、『ポリフォニカ』のキネティックノベルで呼称使った方がこのゲームはしっくりくる。
個人的に良いなと思ったのが、コージの「使い方」かな。
表立った敵である雨紋会の背後には、更にマのつく組織がある。
イッキたちがそこにも立ち向かっていかなければならない。
すると、更なる「覚悟完了」が必要で、その通過儀礼としてコージに白羽の矢が立った。
今回から出てきたポッと出のキャラが死んでもプレイヤーは心情的についていけない。
かといって雨紋会の幹部クラスが死ぬと、現時点では主人公たちが詰むから、これもアウト。
ポッと出ではなく、主人公たちと確執もあって、かといって圧倒的な脅威ではないもの。
だからこそのコージだったのかな、と。
琴子を驚かすスチルの表情差分が多くてビックリした。
客層を考えたらこだわるのそこじゃないでしょ、と思いつつ、メーカー&さめまんま先生の職人魂に感服ですわ。
この通過儀礼のおかげで、居丈高な凛の本音がほんの少しだけ垣間見えたり。
こんな殊勝な表情と態度、かつて一度でもあっただろうか……!
グラっときちゃったぞ、我輩!
琴子も魅力的なんだけど、やっぱりメインヒロインズはどう見てもこの二人。
イッキの「大切な存在」の比重も、モノローグと行動からして
萬屋兄妹(友達・恩人)>>>>越えられない壁>>>>琴子(ぼっち仲間)>凛・メリル>その他
なんだよなあ。
あ、余談ですが、今回Hシーンが5回もありました。
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死ぬわ。
作品の主旨に忠実といえば忠実なのだが、果たして何人のユーザー兄貴が昇天(意味深)することやら。
システム面とは違うけれど、BGMやSEの挿入・切り替えのタイミングが秀逸だったのが印象的。
3rdヒロイン・メリルにもスポットが当たっていて、否が応でも次回への期待が高まる。
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<総合>評価 (★:1点、5点満点)
シナリオ:★★★★☆
登場人物:★★★★★
システム:★★★★☆
ビジュアル:★★★★☆
音 楽:★★★★★
萬屋兄妹の魅力:★★★★★
総合評価:★★★★☆
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