【アニメ感想】『錆喰いビスコ』第12話(最終回) | 雪花の風、月日の独奏

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「ちゃんと、心臓の音がする……」

 

 

パンダ先生、そっち右胸ですけど。

 

ほんとに名医なのか、この先生。

実はポンコツなんじゃないのか、この先生。

それとも、この世界では心臓は右側にあるんだろうか…。

 

パンダ先生が言っていた通り、二人の人を救うだけの旅だったのに、日本を救ってTHE END。

巨大黒革は倒され、錆喰いは大量に生産されるというご都合主義を経て、王道の話運びで幕をとじましたな。

弓矢の二人、お疲れ様でした。

でも、どう見てもバディの距離感じゃないんだよなー。

 

 

 

何度も繰り返しておりますが、我輩は美人のお姉さまさえいれば満足なのデス。

「死にに行ってやろうというのだ」などと死亡フラグをお立てになった時はどうしようかと思ったけれど、

 

 

 

うっひょーーーーーーーーーーー!

 

本当にこのお方は、欲しいと思ったら一直線に突き進んできますな。

ビスコも悪態はついているものの、まんざらでもない様子。

野獣同士(弟談)、割れ鍋に綴じ蓋。

 

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総括。

所感は「最近の流行りってこんなのなのかー…」。

村井さだゆき氏脚本による1~2話の時系列シャッフルまでは面白かったんだけれど、その後のハイスピード展開にはついてゆけず、残りの話数は割と呆然とした状態で視聴を続けていた我輩。

こちとら4クール時代からオタやってるロートルなので、関係性の描写が希薄だと登場人物に感情移入しにくいのよね。

 

ビスコとミロの関係性はバディというよりも同性愛的な要素が強い一方で、ビスコとお姉さまという異性愛の描写もあるので、どっちつかずで中途半端という印象がある。

忌浜という小さな地域とメインキャラ6名という小さい世界で出来事が完結していたのも物足りなかったな。

あれだけキノコへの蔑視が強かったのに、町の住人がそんなに簡単に錆喰いワクチン(仮称)を打ちに来るとも思えないんだけどな。

リアルの世界でも、コロナワクチンに対する抵抗感だって強かったのによー。

まあ、物語は「めでたしめでたし」で締めくくらなきゃいけないので、リアルを持ちだしたらキリがないんだけどね。

 

一方で「キノコ」を武器としたバトルは新鮮味があって面白かったし、生態系の狂った世界で一風変わった真価を果たした動物たちとの攻防も楽しかった。

鈴木崚汰さんの熱演も非常に良い。低音ボイスバンザーイ。

ジャビ役斎藤志郎さんの茶目っ気たっぷりのお芝居も魅力的でした。

 

 

 

なにより、おねえさまの魅力は無限大ッ!!

 

完治、おめでとうございいます。

こんなぽちゃぽちゃでぷりんぷりんのぼんぼーん(古ッ)が知事なら、喜んでついていきますよ。

ビスコとはその後もちゃんと連絡とってるか心配だけど、お姉さまならバイクで特攻していくだろうし、まあ大丈夫か。

 

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評価 (★:1点、5点満点)

 

 シナリオ     ★★☆☆☆

 キャラクター   ★★★★☆

 演出・テンポ  ★★★☆☆

 作画・美術   ★★★★★

 音楽       ★★★☆☆

 総合       ★★★☆☆

 

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