【ゲーム感想】『9-nine-新章』希亜ルート(1) | 雪花の風、月日の独奏

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とうとう最終章の希亜ルートに突入だ!

章の出だしは、おなじみの「『輪廻転生のメビウスリング』というアニメがあった」に決まって…

 

 

え?誰、このめちゃんこ可愛い超・絶・美少女は?

 

 

 

……ソフィー…だと…?

 

 

こ、この小憎たらしくてあからさまにみゃーこ先輩とのイチャイチャを邪魔しに来ていた(個人的な恨み言)シニカルな生物が……このめんこい少女、だと…?

 

詐欺だ…。

 

そして、このマジカル★リリカルなビジュアルで新井里美ボイス…。

一気にメインヒロイン昇格じゃないか、くそぱれっとめこんな爆弾を投下しよってからに本当にありがとうございます(混乱中

 

いやはや、本体は美少女だと宣っていたけど、みゃーこ先輩たちとタメはれるほどの容姿だとは思ってなかったよ。

みゃーこ先輩、お天さん、ごー・すーこちゃんの三名で既にデッドヒートを繰り広げているのに、ここに来て新規ヒロインの投入とは嬉しい悲鳴。

2021年度マイヒロインレースは苛烈を極めそうな予感です。

 

 

 

そんな魔法少女りりかる★ソフィーティア(笑)と「ナイン」の対話から始まった希亜ルート。

「ナイン」に「オーバーロード」の使用方法を指南しているシーンで、時系列を整理した図表が登場。

ふーん、天ルートも春風ルートも基本的には都ルートから派生してるのね。

そして、いずれのルートでも根本的な解決に至らず、戦いに決め手をもたらす希亜との交流が不足していた、と。

各ルートのワンシーンを使って、希亜の人となりや抱えているものを垣間見せる手法が面白い。

 

更には、都ルート終盤で石化していた魔眼のユーザーが誰なのかという答え合わせもして見せる。

正体は予想通り高峰だったけれど、翔の想像と春風ルートで見た高峰の人となりから真実を推察してみせるのも面白い。

翔の考えている通り、高峰は与一の願いに従って自ら偽の犯人になったんだろうなあ。

だからこそ、彼の死に顔は安らかなだったんだろう。

ますます高峰の株が上がった。

 

 

 

しかし、都ルートを基盤とした世界線では事態の根本的解決ができない、ということで、「ナイン」は希亜との交流をメインにした新たな枝を分岐させる。

春風ルートで選択肢が一択だったのは、「ナイン」が「オーバーロード」を起動して「その世界線の翔」に最良の行動をとらせようとしていたからだったのか。ひょー。

 

他のルートでは誰からも距離を置いていた希亜が、このルートでは最初から友好的な態度を取ってくるのが新鮮。

基本的なスタンスは変わらないけれど、他のルートに比べ所作のところどころに親しみが感じられる。

藤田茜さんの訥々とした演技も相まって可愛いです。

 

 

 

でも、メインヒロインの座は譲れないッ!

バイトのシフトを入れてないことを失念していたみゃーこ先輩可愛いよみゃーこ先輩。

 

 

それにしても、「ナイン」は躊躇なく「オーバーロード」を使用しているけど、スティグマの浸食とか代償とかはないのだろうか。

体験してもいない他の世界線の記憶を突然植え付けられた「この世界線の翔」の容態も心配。

だって、アーティファクトの名前が「オーバーロード」だもの。

"overlord"だったら「支配者」とか「天帝」だけど、"overload"だったら「過負荷」。

後者の意味だと、最終的に翔か「ナイン」が散る流れになりそうで、今から先の展開が不安なのでありました。