うおおおおおお!(ゴロゴロゴロゴロ
うおおおおおお!(ゴロゴロゴロゴロ
うおおおおおお!(ゴロゴロゴロゴロ
ぜー、はー、ぜー…すんません。翔×都のカップリングの破壊力がとんでもなくて、一人床を上下左右にローリングしながら悶え喜んでおりました。
なにこの二人可愛すぎて死ぬ……。どっちも可愛い。最強の組み合わせ。
いいぞ、いいぞ。最高の雰囲気じゃないか。
いけ!翔!
今だ!翔!
君はやればできる男だ!
空気読めよ!
プレイヤーと翔の心は未だかつてないほどリンクしたに違いない。
翔、君はいま怒っていいと思う。
で、突然現れたソフィさん、別の世界線で翔と都が恋人にもならず、微妙にすれ違ったまま、最終的には都が石になって死んでしまったことを暴露する。
なぜこの局面でそんな大事なことをぶっちゃけたのかは不明。
本当に忠告だけのつもりだったのか、それとも他に意図があたったのか。
しかし、その忠告のおかげで、翔と都の関係は一歩前進。
ラブラブだった二人の仲がより一層深まる流れになった。
別れ際の会話が可愛いのなんって。
いやあ、ソフィさん、良いお仕事をなさいましたね!あざまーっす♪(熱い手のひら返し
こちら全年齢版なので、当然Hシーンはカットされてるけれど、特に違和感のない話運び。
でも、そうか…翔、Hシーンもボイスありなのか…。
やはりここは18禁版を購入するしかないようですな、ゴソゴソ…(財布を漁る音
その後の幕切れはあっけないもので、魔眼のユーザーと目される青年が自殺。
翔とソフィの間では「青年の自殺はブラフで、真の魔眼のユーザーは別にいる」との結論が出されるも、アーティファクトが消失しているため、それ以上の動向を探ることはできず、事件は一応の幕を閉じた。
こうして白巳津川に平和が戻り、その後も翔と都のお付き合いは順調に続く。
ただし、都のスティグマが拡大していること。
事件後も謎のフードの女が暗躍していること。
この二つの不安要素を残して――。
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いやあ、めちゃくちゃ気になる引きだった!
もともと連作であることを公表して作られていた作品とはいえ、これ、発売当初にプレイしてたファンは相当ヤキモキしたんじゃないかな。
『きみめざ』をプレイした時も思ったけど、かずきふみ先生はプレイヤーを焦らすシナリオを書くのに長けてらっしゃるなあ。
『きみめざ』も中盤で主人公が撃たれた時はどうなることかと思ったよ。
じゃあ、まず都ルートの感想をば…。
連作の序盤としては、つかみはバッチリ!だと思う。
不可思議な道具を巡る学園バトルファンタジーというオーソドックスなテーマなれど、キャラ同士の掛け合いが生き生きしているのでプレイが非常に楽しい。
そして、一周目を敢えてバッドエンドにすることで、それをひっくり返す二周目の爽快感といったら!周回プレイの妙味だと思う。
プレイ時間もちょうどいい。日常シーンと緊迫した展開のバランスも良し。
キャラクターに関しては、まず、主人公・翔のキャラクターが良かった。
ビジュアルは汎用型のギャルゲ主人公(でも180㎝あるのは意外)で、普段やる気なさげだけど、ほどほどに熱く、ほどほどに冷静。
ギャルゲ主人公として程よい鈍さを持つつ、結構勘は良い方で、地の文を読んでいても非常に好感が持てる。
何より土壇場の男気がカッコいい。いざという時に守るべきものを守るための胆力もすごい。
火事で一年生のクラスに特攻していくシーンで惚れこんでしまいましたわ~。
やっぱり大切なものや好きな子のために熱くなれる男は、掛け値なしに素敵だよね。
翔、かっけー。
ヒロインも可愛い子が多くて、イラつくことがなかった。
ギャルゲってヲタ男性の理想の女性像をつめこんでいるものなので、同性視点からすると、「いや、こんな女いねーよ!」「媚びすぎだろ!」と突っ込みたくなる登場人物も多いけど、本作はそういうタイプの女性キャラクターがいなくて、とてもプレイしやすかった。
特に、みゃーこ先輩はプレイを進めれば進めるほど、好感度がうなぎ登り。
特筆すべきは、役者さんの演技。
全編通して、生き生きしていて非常に良かった!これ、ポイント高い。
ゲームによっては、音響監督の指示なのか、スタッフ側の希望なのか、あまり役者さんの演技に抑揚のないタイプのものも多い。
でも、本作は三点リーダーでの息遣いや、ちょっとした台詞の抑揚の付け方とかが生き生きしていて、何度でもリピートしてしまう。
特に、翔役の阿部さんと天役の種崎さん。役柄的にアホな応酬することが多いので、二人とも兄妹喧嘩のシーンの演技がはっちゃけてて、巧みな演技に何度も吹き出してしまった。
あと、あの…翔と都のイチャイチャシーンでの阿部さんと福圓さんの演技がめちゃくちゃ初々しくて、全俺が悶絶死しました。ぐおおお…。
システム面にも不便を感じないし、特に気になった点はないかな。
しいて言えば、わざわざフェイス作ってある翔をイベントスチルで伝統の「目隠し」モードにする必要性はなかったじゃないかなあ。
せっかく全身図載せてるんだし、ちゃんと表情描いてあげてほしかったと思った。
まあ、その辺は、ギャルゲユーザーの都合とか受けとかあるので、無理は言わぬ。
それにしても。
表情を隠したり、スチルで極力顔を見せないようにするのに、名前変更機能はないギャルゲ主人公。
元からフェイスありで超・絶・美少女!として設定されているのに、名前変更が可能な乙女ゲー主人公。
うーん、性別ごとの嗜好って、摩訶不思議(゜-゜)
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<都ルート>評価 (★:1点、5点満点)
シナリオ ★★★★★
キャラクター ★★★★★
システム面 ★★★★☆
グラフィック ★★★★☆
音楽 ★★★★★
甘酸っぱい青春 ★★★★★
主人公の好感度 ★★★★★
総合 ★★★★★
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