途中からついていけなくなるとは思わなかったデス。。。
共通ルートは会話のテンポが良くて、サクサク進んだんだけど、
個別ルートに入ってからも共通ルートとさしてノリが変わらず、
アイキャッチがなければ個別に入ったことすら分からなかった。
ルートヒロインのネリアちゃんどこー？ってな感じのレベル…。
更には、肝心要である「ネリアと恋仲になる展開」が唐突過ぎて、
気がついたらなんか急にイチャイチャし始めていた。つ、ついていけない（涙）
後半は、ネリネとかリコリスとか、前作プレイしていないと分からないネタが出てきて、
新参者の自分はよく分かりませんでした。すいやせーん。。。
あと…
あとね…
「リシアの想い人である頼斗をたぶらかそうと人間界にやってきたら、逆に一目惚れしてしまった」というネリアルート最大のネタバレは、公式HPのキャラ紹介に掲載されてたので、驚きも何もなかったよ…。
この情報から何かしら展開していくと思ってたのに、これがネリアルートの隠し玉だったとは。
そも、出会いがしらのエピソードで一目惚れしてるそぶりも何も見えなかった…。
世界を揺るがす大事件が起きるわけじゃないけど、主人公の設定がトリッキーだった『俺つば』。
服飾というジャンルの面白さと主人公が「自分」を見つけ出す過程が素晴らしかった『つり乙』と『乙りろ』。
まさかミステリーというジャンルで攻めてくるとは思わなかった『きみめざ』。
これらの名作に比べると、展開がちょっと単調というか、話の運びに起承転結が全然ない。
「神族」「魔族」「異世界」という設定が物語に大きく関わってくるわけでもなく、
単純に「耳の形がちょっと異なる人種とワイワイ過ごす学園コメディ」だったなあ。
もうちょっと異世界交流が物語に活きてくると思ってたので、残念。
『エピソード2』じゃなくて初代『SHUFFLE！』のFD最新作だと思えば楽しいのかもしれない。
古参の方が楽しめていることを祈ります。
二人の悪友のノリの良さが唯一の救いだったよ…。