「確定申告、開始」編
毎年恒例、確定申告開始~。
台湾は日本と違って、天引き制度がないので、
サラリーマンだろーが自営業だろーが、みんな揃って国税局(税務署)に行って
納税又は還付申告しなけきゃいけないのがお約束。
めんどくさい病気抱えてて、移動するのもしんどいが、
外国人用のオンライン申告の仕方がさっぱり分からんかったので、
仕方なく、現場申告へ…。
こういう時に、日本の天引き制度のありがたみを感じる。
今年は新型冠状肺炎(コロナ)の感染拡大を鑑みて、
申告期限の延長措置や分納期数の増加といった措置が取られている模様。
あとは、感染拡大を抑えるために、マスク着用の義務化と
オンラインで受付番号(http://59.125.129.206/)を取得してから来局するよう指示が出てる。
うーん、お役所も大変だなあ。
台湾は、5/1は労働節(メーデー)なので毎年お休み。
この日は、祝日ながらも国税局は開局しているので、多くの国民が押し掛ける。
国民は最寄りの国税局で申告できるんだけど、
外国人は、総局で申告するという決まりがあるので、
MRTを乗り継いで、総局へ。
道中、オンラインで受付番号を取得して、いざ入場!!
局員「あ、外国人のオネーさーん、こっちこっちー!!」
我輩「あん?(ガラが悪い」
見れば、「外僑申報(外国籍人申告)」と書かれたテントが。
局員「外国人は局内じゃなくて、こっちの仮設テントで申告しマース」
ワシ「あ、じゃあ、予約番号を…」
局員「ソレ、国民用デース。外国人、予約いりまセーン」
マ ジ で 。
一生懸命、サイト見ながら待ち時間と出番待ち数をカウントしながら
タイミングを計って家を出てきた我輩の苦労は一体!!!
ジーザス!ガッテム!!南無三!!!リア充爆発しろ!(落ち着け
と、(心の中で)切れまくったものの、台湾は「身分證字號」(IDナンバー)で
収入額、銀行利息、医療機関での支払額等が確認できるようなってるので、
身分証一枚渡せば、ものの数分で申告完了。
(場合によっては、源泉徴収票とか雇用契約書とか各種書類が必要)
初めての年は「え!!台湾政府に個人情報ダダ漏れ!!?」と
戦慄したものの、今では随分慣れた。
とゆーか、悪いことしてないんなら堂々に怖がる必要ないや、と思った。
政府に知れたところで問題になるような額の金なんぞもったことないわ!!(逆切れ
--------------------------------------------------------
台湾は、何をするにもIDナンバーが必要不可欠。
IDナンバーがなきゃ、銀行口座が開けないのはもちろん、新幹線の予約もできない。
昔、語学学校で先生たちと話した会話が忘れられない。
我輩「日本のIDナンバー?数年前に制度が始まったけど、拒否してる国民多いよー」
先生「じゃ、どうやって新幹線とかに乗るの?予約できないでしょ。国内旅行しないの?」
我輩「??? 国内旅行程度で、なんでIDナンバー使う必要あるの?」
先生「(゚Д゚) 」
ちなみに、よその国では、身分証に宗教を記載しないといけない制度があるらしい。
まじかー、宗教強制なんかー。
これぞ、カルチャーショック。
海の外に出てみると、面白い景色が広がっている。
あ、ちなみに申告は無事に完了しました。
銀行のキャッシュカード出したら、その場でピピッと納税。
クレジット支払いも可能らしい。
台湾、ホントすげーなー。