(142)香川県讃岐市 富田茶臼山古墳

(前方後円墳・四国最大)

この古墳は県道10号線を走っていると巨大な後円部が現れるからすぐわかる。
後円部の墳頂はとても眺望がよく、長尾平野が一望できる。



墳形は前方後円墳で、全長139m、後円部直径91m・高さ15.7m、

前方部長さ48m・幅77m・高さ11.8mは四国最大。



墳丘は3段築成で葺石があり廻りに盾形の周壕や周庭帯がある



埴輪は円筒・形象型が墳丘及び周壕より発見



後円部墳頂より

 

埋葬施設は不明だが竪穴式石室が推測されている。

また陪塚である方墳(1辺14m-24m)が3基見つかっている。




築造時期はAC400~450年ごろ(5世紀前半)

被葬者は四国を代表する首長であると推測される。

なお日本武尊陵や仁徳天皇陵もしくはその皇子である難波皇子の墳墓と推定する説や寒川皇子、讃岐国造の祖とされる神櫛皇子の墳墓とする説もある。




引用・参考/現地案内版・文化遺産オンライン・Wikipedia