(129)群馬県太田市 天神山古墳(東日本最大の前方後円墳)

群馬県は、東日本きってのすばらしい古墳が数多くある県で、

古墳時代には東日本では最も栄えていたであろう毛野という国の

巨大さをうかがい知ることができる。

◎天神山古墳(別名「男体山古墳」・東日本最大の前方後円墳)

 


後円部頂から前方部を望む

 

 


後円部から周堀への下り

 

天神山古墳はその中でも特別に大きく別名「男体山」とも呼ばれている。
駐車場から50mはあろうかという周堀を横切って

 

 

真横から墳丘に向かうのだが、東日本最大というだけあって

一目で見渡すことはできない。
墳丘の高さも5階建てを超えており樹木に覆われるなか隙間から

かろうじて墳丘を垣間見ることができる。

 


後円部(周堀から・高さ16.8m)

 

 


前方部(周堀よこから・高さ12m)

 

前方後円墳で全長210m、後円部直径120m・高さ16.8m、前方部幅126m・高さ12m

 



3段築成で表面には川原石の葺石があり、

今も墳丘のいたるところで大量に確認することができる。



二重の週堀があり、墓域全体は長さ364m×288mに及ぶ。



北東と西に陪塚がある。

埋葬施設は竪穴式で、既に盗掘を受け長持ち型石棺が

一部露出しているとの記載だが、倒木や土砂で埋没し見ることはできなかった。

埴輪は墳丘及び中堤帯に円筒埴輪が並び、

後円部墳頂には機材は庭が樹立していたらしい。




築造時期はAC450年前後(5世紀前期・中ごろ)

被葬者は、ヤマト王権と強いつながりのあった毛野国の大首長と考えられている。

次回はこの古墳と対をなす女体山古墳をご紹介します。

引用/現地説明版・天神山古墳・女体山古墳リーフレット・太田市HP(文化財課)