(110)長野県 下諏訪青塚古墳(全長64m・前方後円墳)

明神山から伸びる丘陵に一つだけある単独墳で諏訪地方唯一の前方後円墳

2016年2月に職場旅行で訪れた時、住宅地の間にひっそりと残されており、やや見つけにくかったが、墳丘の横に諏訪神社の末社があり墳頂には大きな欅あった。



全長64m・後円部直径33.4m・前方部幅42.8mで高さはいずれも8mで、

前方部が後円部より長く、天竜川流域の特色がある。



前方部より後円部を望む


 

後円部より前方部を望む

 

石室は横穴式石室で、安山岩の乱石積によってつくられ全長7.4mある。
 

石室や全景の写真が行方不明となってしまったので、ふっき~さんの「古墳探訪記」長野県諏訪郡下諏訪町  下諏訪青塚古墳 https://ameblo.jp/fookky/entry-12420676906.html

をぜひご覧下さい。


内部は未調査で墳丘表面で円筒埴輪が出土したとのこと。

築造はAC560-590年ごろ(6世紀後半~末)




引用/現地案内板・下諏訪町HP