体罰事件 | miguel664のブログ

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大阪の市立高校で起きた教員による体罰と称する暴力の果ての自殺事件。
途中から事件そのものよりも橋下市長の言動に注目が集まるようになってしまった。
もし生徒の遺族が損害賠償の訴訟を起こすのなら、相手は学校と大阪市となるはずだ。
とすれば市長の立場は被告となるところだが橋下一流の目立つ発言によってあたかも自分が裁く側に回ったようだ。
マスコミはこれ中心に報道し、世間の関心もそちらに移り、まんまと問題すり替えが行われた様相を呈してきている。

そして、体育科などは普通科として入試を行うという玉虫色の決着になった。
思い切り極論を言っておいて適当なところに落とす、予定の行動だろう。
なんともあほらしいバタバタ劇だ。

ところで、

高校生ともなれば40代教員よりも体格・膂力にすぐれた男子もいくらもいるはずだ。
暴力教師に反撃する子はいなかったのだろうか。
これが不思議でならない。

自分のこどものころは生徒が先生に暴力を振るうのはどのような事由があっても不可とされてきた。
現在はそうでもあるまい。
教師の側から暴力を振るったことが明白になれば裁判で争ってもあながち不利なばかりではないはずだ。

ことによると反撃してこない生徒を選んで体罰なるものを加えていたか。
すれば随分と卑怯な話である。

しかし、この教師を擁護する声が在校生の間からもあるらしい。
われらは報道されたことしか知らない。
その場にいなければわからないこともあるのだろう。