北大祭への旅も3日目、最終日。
この日は朝8時にレンタカーを借りるように手配していました。
もともとの予定では
札幌→定山渓温泉→支笏湖観光→新千歳空港
のつもりでしたが、天気予報が下り坂だったので、
札幌→小樽観光→定山渓温泉→新千歳空港
に変更しました。
朝、ホテルの部屋から外を見ると天気はまだ大丈夫そうでした。
ホテルは「中島公園」の近くだったので、幼少期に聴いた「中の島ブルース」という歌を思い出しました。
一番の歌詞に札幌の「なかのしま」が登場します。
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レンタカーは、トヨタレンタカーのC3クラスという価格帯で車種指名なしで予約してありました。
C3で指名できた車種が、プリウス(4代目)、カローラHEV、カローラツーリングHEVだけだったので、この中のどれかになるガチャでした。(ハイブリッド車であることは確定状態)
ホテル近くの営業所まで借りに行くと、結果はカローラツーリングでした。
ホテルから札幌北ICへ向かう途中、初日に徒歩で来たあたりを通りました。
初めての車には慣れるまで少々時間がかかります。
車線維持機能(自動操舵)があるのかないのか最後まで分かりませんでした。(車線逸脱抑止機能はありました)
そうこうするうち、1時間かからずに小樽に到着しました。
思ってた以上に札幌と小樽は近いのですね。
公営っぽい駐車場に車を停めました。
小樽運河、生で見るとやはり新鮮でした。
ご当地ソングで思い出すのは、都はるみの「小樽運河」。
長い活動休止からの復帰第一弾の曲で、あまり演歌っぽくない曲でした。
旧日本銀行小樽支店
小樽と言えばガラス細工でしょうか。
何らかの観光対象(歴史があって日本的なもの)と、
土産物店や食べ物屋が立ち並ぶストリート、
という組み合わせは、京都の清水寺、安芸の宮島なんかを思い出させます。
典型的なパターンですねえ。
そういえば、札幌でも小樽でも、
道路の縁石が傷んでいるのをたくさん見ました。
もしかしたら除雪作業中に損傷したのでしょうか?
雪と無縁の生活しかしてこなかったので、知らないことが世の中にはまだまだたくさんあります。
さて、
・北海道で運転すること
・レンタカーを借りること
どちらも初めての経験でした。
特に、北海道で運転することは憧れでした。
北海道といえば、大地の中をどこまでも真っ直ぐ続く道、というイメージもありますが、
こんな山道、緑の中を走る楽しさもあるんですね。
ループ橋があったり、ダムの躯体の上を走ったり、道道1号線は特に面白かったです。
除雪の影響か、路面は全般的に傷んでいましたが、カローラツーリングは最近のTNGAという車台で、とても快適な乗り心地でした。しっとり感がありました。一方で、エンジン音の唸りの割には力感に乏しく、静粛性はいまひとつに感じました。
小樽から1時間くらいで定山渓に到着しました。
定山渓温泉にはたくさんの温泉施設がありますが、すこし離れたところにある豊平峡温泉を選びました。
温泉街の立派なホテルとその中に造られた人工的な風呂(内湯も露天風呂も)もいいのですが、ここは日帰り専門で、土着的というか、自然の中に造られた風呂という感じです。
洗い場の水栓が混合栓でなかったのには驚きましたが、それもいい味を出していました。
駐車場のそばに立入禁止区域があるのは、露天風呂が見えてしまうからだと思います。
この施設ではインド人が作ったカレーが提供されているのですが、長い待ち行列になっていました。温泉目的でなくカレーだけ食べにきている人も多そうでした。
食べてみたかったけど、時間的安全のため食べずに千歳市方面へ向かいました。
空港近くまで行ったところで、回転寿司店に行きました。
スシローなどもありましたが、徳島にはない「魚べい」というチェーン店を選びました。
回っていなくて、全部注文でした。最近のトレンドでしょうか。
生姜もテーブルには置いてありませんでした。(無料だけど要オーダー)
3人で3000円弱、コスパ良かったです。
150km少々走行して、車載の燃費計は 27.2km/L でした。
山道メインだったのに燃費いいですね、トヨタのハイブリッド。
空港近くのガソリンスタンドで給油。
「わ」ナンバーのレンタカーによって行列ができていてびっくりでした。
びっくりもしたけど、自分もその中の1台になりました。
レンタカーを返すのも初めての経験でしたが、あっけなく終わりました。
(空港近くの営業所だから時短なのかな)
ちなみに乗り捨ての手数料は3000円でした。
シャトルバスで同行者も含めて空港まで送ってくれます。
出発の2時間前に到着。
お土産を買ったり、ソフトクリームを食べたりしました。
こうして2泊3日の旅は終わりました。
いい経験になりましたが、北海道まで行ったならもっと長く滞在しないと惜しい気がします。
阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖という「オホーツクに消ゆ」(昔のファミコンソフト)に登場する3湖も巡ってみたいし。
北海道ではレンタカーが一般的だと思いますが自分の愛車を持ち込む人もいますね。徳島からの場合は、京都の舞鶴港から新日本海フェリーという選択肢があります。
未来の楽しみとして温存しておきます。