2008年の春に設置したエコキュート。

 

これまでも何度か調子悪くなっては修理を受けてきましたが、とうとう寿命になりました。

 

朝になるとエラーコード F67 が表示されてお湯が沸いていないことがあり、

そのたびに主電源を入れ直して様子をみましたが、最後は何度リトライしてもダメになりました。

 

 

メーカー関連会社に連絡すると、「もう部品の在庫がないので対応できません」と。

見に来てもくれませんでした。

 

これまでの修理でも「次回は部品がないかもしれませんね」と言われ続けていましたがそれが現実に・・・。

 

F67は積層ポンプのエラーらしいのですが、コネクタの接触不良の可能性もあるかと思い、

 

 

カバーを外して、触れるところを少し揺すってみたりしましたが直りませんでした。

 

もはやこれまで。

 

修理不可による寿命。

16年使ったのでよく持ち堪えたほうかもしれませんが、「高い修理費用がかかるから修理しない」のとは違って少し残念でした。

 

 

いまではめっきり見かけなくなった「National」のロゴ。

当時は 松下電器産業 が Panasonic に社名変更する直前でした。

白物家電などは最後まで「National」というブランドでしたね。

我が家に稼動するNational製品はもう残っていないかな?

 

 

買い替えを決めたら、早速いつもお世話になっている工務店に連絡して、

同じNational改Panasonicで、最近の製品に交換してもらいました。

 

同じパナでもラインアップにはざっくり

・ハイエンド

・ミドルレンジ

・スタンダード(エントリークラス)

がありますが、

 

安いスタンダートタイプの中から補助金が10万円出るモデルにしました。


 


 

 

 

 

 

ちょうど銭湯通いに疲れてきたタイミングでの工事になりましたが、撤去されるエコキュートの内部には460Lもの水が残っています。

 

撤去工事のときに抜くのも時間かかるし、排水溝もないので水浸しになりそうだったので、勝手に抜き取りました。

 

(結果的には工事の人から感謝されたのでよかった)

 

 

 

 

 

 

 

 

これがなかなかの量で、大変でした。

 

写真の3倍くらいはありました。

 

バケツに小分けに入れて、トイレを流すのに使ったりしました。

 

 

 

 

工事には2人が来てくれて3時間くらいで完了しました。

 

 

 

 

 

容量は460Lから370Lに落としました。

かつて3人いた子供も、末っ子のみ。2年後には県外の大学に行く可能性が高いので。

 

それもあって、交換前よりもずいぶんコンパクトになりました。

 

基本的な仕組みは何も変わっていないはずですが

16年の歳月でエコキュートも進化していました。

 

無線LANに対応しておりスマホアプリとの連携で、

太陽光パネルがある場合、夜に沸かさずに敢えて翌日の昼間に沸かしたりする機能があり、気に入っています。

単なる天気予報でなく、設置場所の日射量予想で判断しているみたいです。

 

ミドルレンジ以上になると、「ぬくもりチャージ」という機能も。

これは追い焚きの逆で、フロに全員入り終わったあと、浴槽の熱エネルギーをエコキュートのタンクに戻せる(熱交換)機能です。

これは欲しかったなあ。

けど、それが原価差以上の値段差になっているので、よくあるメーカーの戦略ですね。

 

 

エントリークラスにしたこと、容量を小さくしたことに加えて補助金もあり、16年前の半値以下でした。

 

何より、お湯の心配をしなくていいのがうれしい。

 

いつでもお湯が使える有り難さを身を持って味わった数日間でした。