妻が大学時代のサークル関係でほぼ1日家を離れる日。
いろいろ、やりたかったこと、やるべきことをやろうと思っていました。
オイル交換
朝食後にアコードのオイル交換から始めました。
いつもは写真はあまり撮りませんが、今回はちょっと撮ってみました。
ちなみに今回はフィルターも交換する回です。
いつものことだけど、フィルターを外すとどうしてもオイルがだらしなくこぼれます。
フィルターを外したところ。
Oリングが密着するところをきれいに拭き取ります。
締め付けトルクも指定されていますが、トルクレンチがない場合は着座後4分の3回転の締め付けでもOK。自分はこれです。
フィルター本体やカップレンチに1から4の数字が等間隔(90度ごと)にあり、
手締めで軽く密着したところから、3/4回転。
例えば1の数字があった場所を基準にするなら 4が来るまで締め付けます。
これが絶妙で、まだ締まるけど十分締め付けたよなあって感じるところです。
オイルのドレンボルトの締め付けもトルク管理が理想ですが、いつも感覚で締め付けています。
力任せに締め付けるのは厳禁です。
力がかかるボルトではないため、緩まない程度に控えめに締め付けています。
トルク管理できていないぶん、交換後の数日はオイル漏れがないか床面をチェックしています。
新しいオイルを注入後、1分ほどアイドリングしてしばらく放置後にオイルレベルで量を確認します。
アイドリング中に走行距離をメモ替わりに撮影。
あとでクラウドファイルに転記します。
年に2回、GWの時期(春)と、10月の終わりか11月の初め(秋)に交換するようにしていますが、
これが真夏と真冬とかでなく、作業するにはちょうどいい気候なのでこのサイクルを気に入っています。
もう8.8万キロの累計距離になりました。
フィルターの中には結構頑固にオイルが残っています。
抜くためにこんなふうにして何日も放置してます。
妻を駅に送ったあと、
次男が学校でサッカーの練習試合をしているのを見に行きました。
試合を終えて帰ってきた次男と昼ご飯を食べたあと、
部屋の整理をしたあと、いよいよゴールデンタイム。
妻がいるとなかなかできないことをする時間です。
28年ぶりの再会 - かつてのバイト先
大学時代に塾講師のバイトをしていた、その場所を訪れました。
昭和40年代半ばに開業した喫茶店の、2階が塾でした。
当初2階は雀荘だったようですが、あるとき塾に転換されたのでした。
なぜ、喫茶店が塾を?
喫茶店のオーナーは、3人の子供を抱えながら若い頃に離婚した女性で、自分がお世話になってたころは50歳ぐらいだったでしょうか。
オーナーの3人の子供は全員が地元の国立大学に進学。それを活かして大学生が教える塾を2階でやろう! ということになったそうです。
これが大成功。
当時は第2次ベビーブームの終わりごろに生まれた子がちょうど中学生。
周辺にいい塾がなかったのも追い風だったと思います。
全盛期には平日の夜に毎日3クラス(雀荘が3部屋だったから)なので身内だけでは追いつかず、同じ大学の学生をバイトに雇っていてました。自分はその中の1人でした。
とてもお世話になっていたのですが、大学卒業で講師を引退してからは積極的にお邪魔する理由もなく、足が遠のいてしまっていました。
ただ、自宅からそれほど遠くもなく、たまに前の道を通るたびに気になっていました。
塾はとうの昔に廃業した様子だったのですが、喫茶店はほそぼそと営業しているみたいだったので。
看板だけは当時のまま残っています。
あのオーナーがご健在でも、もう80歳ぐらい。
彼女が喫茶店をしていてもいなくても、とにかく行ってみることにしました。
到着したのは午後3時半ごろ。
営業中を示す回転灯も回っていなくてひっそりしていましたが、ガラス越しに中をうかがうと老女がカウンターの内側にいるのが見えたので、入ってみました。
あの女性オーナーでした。
「営業中でなかったらすみませんが・・・」と言うと「コーヒーだけならできます」と返ってきたので安心しました。
顔を見ただけで思い出してもらえるにはあまりに自分は老けたし、時間が経ちすぎていました。
当時と違ってこの喫茶店は賑わってなくて顔見知りしか来ないような店なので、なぜ私がこの店を知っててやって来たのか聞かれました。
そこで「昔この2階の塾で講師としてお世話になっていた◯◯です」というと、表情がぱぁーっと2段階くらい明るくなりました。思い出してくれたようです。
長くても半時間くらいのつもりだったのですが、話が弾んで2時間半も居てしまいました。
その間、人の出入りもなく、9割は彼女が喋っていました。昔から話の好きなおばちゃんでしたので・・・。でもよかったです。
3人のお子さんがそれぞれの方面で活躍中という話も聞けました。歯学部生だった3番目のお子さんはカナダに移住して研究職をしているとかで、すごいなあと思いました。
オーナー自身はといえば、家にいてもすることがないので、毎日この店を開けて暮らしているのだとか。
ただ、店を始めて52年、離婚して50年だそうで、店じまいをしているということでした。
実際たくさんあったクラシックやオペラのCDも人に譲ったそうでなくなっていました。
1年か2年後には店は解体されて更地になっている予定だそうです。
それを聞くと、店があるうちに来てよかったと、心の底から思いました。
コーヒー代を払おうとすると、いらないと言ってくれました。
「次からはいただきます」、「じゃあ次からは・・・」。
もうすぐなくなる店とお互い分かっていて洒落た言葉です。
若い頃は、人と人との繋がりの大切さがほんと分かってなくて、一方的に離れてしまってました。
コーヒーを飲みに数年おきにでも通っていたら、今とは違う今があったのかもしれません。
こういうところが自分の弱みだったんだろうなあ。50になって気づくとはが遅すぎますが。
この茶色い外壁の2階が塾でした。
あじフライ
急いて帰って来てから、夕食の準備をしました。
材料は前の日にスーパーで見つけた掘り出し物の小アジです。
これだけ入っていて1パック100円ってヤバくないですか。しかも3割引で。
全部開いて、塩コショウをしておいてから、
小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げます。
何もつけなくても、これだけで美味い。
特に揚げたてが最高です。
ほんとはビールも飲みたかったけど、
あとで駅まで妻を迎えに行くため、泣く泣く我慢しました。