オデッセイ登場
新聞に徳島県内HC合同の折込チラシが入っていました。
目玉はオデッセイなのですが、「オデッセイ登場」というコピーです。
「新型」と書けないもどかしさが伝わってきました。
(詳細は省きますが、国内で生産&販売終了になっていた5世代目モデルを中国生産に切り替えて復活させただけ)
本来なら「オデッセイ再登場」ですが、さすがに再登場とは書けなかったので中途半端な表現になったんでしょう。
中国で6代目にフルモデルチェンジされていたなら「新型」だったんだけどね。
480万円〜
29年前の初代オデッセイは(仮に消費税10%だったとしても)200万円台前半からの車でしたが、今は倍になりました。
昔にくらべると車が高額になったとつくづく思います。
セダンとコンパクトハッチしかなかった時代はそれらを買って乗っていればよかったのに、SUVやミニバンがどんどん増えて便利装備や安全装備もどんどん増えて、勝手に平均価格を釣り上げられてしまったように感じます。
取り残されたユーザーが軽自動車に流れているのか・・・。軽も今や100万円台半ば〜で、昔のカローラやシビックに相当します。
一見しただけでは「どんな価格の車か」わかりにくいアコードクーペは、そういうヒエラルキーから逃げ出したい自分にとってはとても都合のいい車だったりします。
(このあいだ鶏卵生産工場の直売自販機に乗り付けたところ)
実際に再発売されたオデッセイよりも安い車ですが、(全長と全幅はしっかりあるので)それを見抜ける人はあまりいないと思うし、アコークーペは乗っていてとても気分がいい車です。
結局は、乗りたい車に勝手に乗ってれば?(笑) ってことで、完全に自己満足の世界ですね。
ごく一部の人からだけでも認知してもらえれば、それで十分です。
プレリュードが2年後には復活?
ちょっと前のジャパンモビリティショー(東京モーターショーから名前が変わったらしい)のホンダブースに「プレリュード」のコンセプトカーが展示されていて話題になっていました。近かったら見に行きたかったなあ。
NSXもシビッククーペもアコードクーペも廃止された今、2ドアクーペをラインナップしていない寂しさはホンダ自身も感じていたのでしょうか。
もともとはアコードに近いとはいえ専用プラットフォームを貫いてきたプレリュードです。
今回は現行シビックがベースみたいですが、それでも「プレリュード」という車名の復活です。
フロントデザインは最近のトヨタ車に酷似しているような気もしますが、それが流行にマッチしてより多く売れるならいいんじゃないでしょうか。
過去にプレリュードが販売されていた期間は 1978年〜2001年。単純な引き算では23年間。
アコードクーペは 1988年〜2017年、29年間。
上に書いたオデッセイは 1994〜2022年、28年間。
プレリュードって長い歴史があるようでそれほどでもなかったけど、覚えている人は相当いるはずです。
今乗っているアコードクーペの次に買いたいと思える、数少ない車のひとつになりそうです。
NSXのように高額なスポーツカーでもなく、軽に近いようなライトウェイトスポーツでもなく、アコードに近いポジション、エレガントさも感じられるクーペがホンダから登場することには大賛成です。(別に車名にはこだわりません)
パワートレインはe:HEVとだけ公表されています。
レジェンドとNSXなき今、アコードやオデッセイより重たい車をスポーティに走らせるハイブリッドをホンダは持っていません。
順当に考えればプレリュードはシビックと同じ 2.0L自然吸気エンジンとモーターとバッテリーなんでしょうが、ターボを搭載するなどして、よりパワフルなハイブリッドシステムを期待したいです。
特に北米ではV6 3.5Lの代替としてこれから重要。
プレリュードってホンダテクノロジーの初搭載(実験的)な側面もありましたので。
これから発売まで気にしていたいと思います。
そういえばですが、最後のプレリュードに5年ほど乗っていました。
細部はあまり思い出せないのですが・・・。
今回のプレリュードの復活予定。
その意義がどこにあるのか。ビジネス的にも精神的にも。気の迷いでないことを祈ります。
若い人に「こんな車に乗りたい」と思ってもらえるような車になってほしいです。