親戚に不幸があり、告別式に行ってきた。


(mixiに書いたが、エスティマを売却したので)
フィットで行くことに。このために10年経過済みのフィットにETCを取り付けた。


朝4時半に出発、帰宅は22時半。往復700kmで運転時間約10時間。


早朝の徳島自動車道では、タヌキらしき轢かれた死骸に数箇所で遭遇したり、松山自動車道では、小便を我慢できなくなった叔父を路肩に降ろしたり(それもPAの手前3kmにして・・・)、帰ってきたころにはかなり疲れた。


泊まりがけでは何度も行ったことのある場所だけど、日帰りは初めて。


1日あたりの運転距離は、自己最高記録を大幅に更新した。


5250円を節約して自分で取り付けたETCが、無事に動作したことは嬉しかった。


県外のお葬式に出るのは、年初の高知市(臨済宗)に続き、2回目。


その時は、別に変わったことはなかったけど、今回は初めての内容がたくさんあった。宗派は曹洞宗。


・町営と思われる火葬場に、葬儀会場や精進落としのための部屋がある。完全に1つの建物の中に。


・葬儀会場や各種部屋は、あくまでも箱だけであり、利用者が費用を払って借りている模様。


・つまり、葬儀屋さんが、生花祭壇を都度設置して撤収したり、料理を手配して振る舞っている。


・徳島でよく見られる、葬儀場から霊柩車にのって、火葬場へ出発するのを参列者が見送る、出棺という場面はなく、告別式が終わったら親族以外は会場を出て行く。出口で喪主らが待っている。(結婚式の披露宴と同じだね)
(通夜は自宅だった。告別式の90分前に、納棺して自宅を出る、これが出棺だった)


・火葬が始まったら、告別式があった部屋で、すぐに法要が行われる。(初七日ではなく、位牌に魂を入れる儀式だと、和尚さんが説明していた)
(曹洞宗では、49日までは、いかなる法要も前倒ししてはいけないそうだ。かといって、何もなしで精進落としできないので、無理矢理そんな時間を設けた感がある。)


・その法要が終わったら、精進落としの料理を食べる。


・そうこうしているうちに、収骨の時間になる。先ほどの食事ではアルコールも出ているため、酒臭い人もいた。かなり意外。


・葬儀屋さんは、「JAえひめ南」。つまりは農協だった。農協は昔からいろいろな事業というか地元サービスをしてきたからね。でも徳島にはない。


・納棺を初めて見た。「おくりびと」らしい人が親族を誘導しながら納棺してくれた。映画の影響でJAも専門職を手配してそんなサービスしてるのか、と思っていたら、その人はJAの人で、収骨が終わるまでいた。


総じて、火葬中にお骨になるのをただひたすら待つ、ということがなかったため、時間の効率はよかった。午後2時からの告別式で、精進落としを含めて遺族が帰宅できるまで3時間少々だった。


地方によっていろいろあるんだね。