風はないけど、外は激しい雨、帰るのが躊躇われる天気です。


今日、ダイハツから新しい軽自動車が発売された。
その名は「ミラ・イース」。一応ミラで、イースというのはサブタイトルらしい。
順調にヒットすれば、かつての「アコードインスパイア」からインスパイアが分かれたようにのように、イースも独り立ちするのだろう。


僕にとってイースといえば、1987年に日本ファルコムからリリースされたパソコンゲーム(RPG)しかなかったが、イースというのは登録商標ではなかったということだろう。


何よりもミラ・イースがすばらしいのは、燃費が30.0km/lと軽自動車で初めて30の大台に乗ったことである。
しかもJC08モードで。ちなみに10・15モードでは32km。
自動車業界はJC08モードでの燃費表記に移行中であり、両方がカタログ等には併記されている。
プリウスの大々的に謳う38km/lも、インサイトの30km/lも10・15モードの値だ。

いつからJC08モードでの宣伝が義務になるのか知らないけど、もし今も移行期間ならば、
32ではなくあえて30で宣伝をしているダイハツには、良識を見いだすことができる。

これにより、より実燃費に近い数値で燃費性能を謳う方向に自動車業界が向かっていくだろう。


この低燃費の実現には、
・ガソリンエンジンの高効率化
・トランスミッションの損失低減
・車体の軽量化
が主な要因だと思う。


車は、軽ければ軽いほどよい、というのは常識だ。(衝突安全性を確保した上で)


軽ければ、
・燃費がよい
・運動性能がよい
わけだが、今回のイースはさらに
・安い
と来た。


もっともな話で、使う鉄やプラスティックの量が少なければ、安く作れる。
(軽量化のためにアルミニウムを使うなどの例外を除けば)


当然、全高は低めで、室内も狭め。

だが「これでよい」という人は、相当数いるはず。


こんなシンプルで小さい車に魅力を感じるようになってきた。